演劇「君よ 生きて」
今日は天王洲アイルの銀河劇場で
演劇「君よ 生きて」を観て参りました。
仕事も恋愛も何もかも中途半端な若者が、
シベリアで抑留されていた祖父と入れ替わり、
様々な体験をしていくというお芝居なのですが・・・。
いやー、ホント良かったです。
私たちは先祖に見守られている。
そして大いなる期待を受けている。
そのことがバキューンって伝わってきました。
劇中、とても印象に残った言葉をご紹介します。
「君よ!生きて!
君よ!生きて!
生きて、生き抜いてくれ!
君に託された命のバトンを明日へと、
そして未来へと繋いで行ってくれ」
もうね、この言葉を聞いたとき、こみ上げるものがあり、体中鳥肌立ちました。
あとね
「目は相手のいい所を見るために
耳は相手のすばらしいことを聞くために
口は相手のすばらしいことを語るために
この命を繋いでいこう」
いつの間にか
相手の嫌な所ばかりを見て
素直に聞けず
嫌なことばかりを言っている。
そんな生き方は本当に勿体ないと思いました。
というか、先人に申し訳ないと思いましたね。
自分の命は、あなただけのものではない
有史以来、戦争の無かった時代が少なかった中、
今私たちが生きているということは、
先人から、私たちは命のバトンを託されたということ。
自分の命って思っているかもしれないけど、
自分のところに来た命のバトンは、
それはそれは、どれほどの奇跡を繋ぎ合わせてやって来たものか。
連綿と続く先祖があって、
私たちが今、ココに生きることが出来ているということ。
先人達が今を生きる私たちに伝えたいメッセージであるとともに、
私たちがこれから産まれて来る子ども達の世代に、
伝えて行きたいメッセージでもあると感じました。
「君よ 生きて」是非お勧めいたします。
http://ryuheicompany.com/performance/kimiyoikitetokyo.html