懇談会にて
こんにちは、本日のブログ担当の本田康子です。
先週のブログで、自閉スペクトラム症と診断された
私の息子の事をお話させてもらいました。
今日は、その後にあった
幼稚園の懇談での事を書きたいと思います。
お付き合いください。
当日、私は少し緊張気味でしたが、
担任の先生はニッコリ笑顔で迎えてくれました。
息子の様子
懇談では息子の幼稚園での様子をたくさん教えていただきました。
嬉しい
悲しい
楽しい
悔しい
「◯ちゃんはまるでリアクション王のように素直で面白い反応をしてくれるんですよ。」
「この間は、さよなら幼稚園って歌をクラスで練習してたんですが、
ふと◯ちゃんを見ると顔を手で覆って泣いていたんです。
『なんか悲しくなってきちゃった』って。
お母さん、◯ちゃんはちゃーんと理解できてますよ。」
それを聞いて、
ああ、息子はこの幼稚園が大好きなんだろうなぁと思いました。
そして途中から園長先生も来てくださり、
息子を支援学級に入れる必要があるのかどうかという話になりました。
親が子どもにできること
正直、私は、
子どもを傷付けたくないとか、
お友達とトラブルがあった時にすぐに対応してくれるなら安心だとか
思っていました。
過ごしやすい環境を整えることが親の役目だと思い込んでいたのでしょう。
でも、先生達の話を聞くにつれ、
私は何を見てきて、どこを向いてたんだろうと改めて自分に問う事ができました。
自立と成長を促すのが愛
困難は悪い事ではない
そうやって学んできたはずなのに。
無菌状態でたくましく育つわけがない!
自分のことになると
周りが見えなくなっていました。(苦笑)
みんなと同じじゃなきゃダメですか?
小さい頃の私は『みんなと同じ』が嫌でした。
ランドセルも
筆箱も
ファイルも
みんなと違うのが嬉しかったんです。
今でも「変わってるね」と言われるのは褒め言葉と捉えています。
そう考えると、息子は私の思考がたまってできたのかもしれません。
最高のギフトですね。
なのにお母さん業というのは、難しいですねー。
私もこうして親に心配をかけてきたかと思うと頭が下がります。
園長先生はおっしゃいました。
「お母さんは授業参観の時、他人の話の途中で発言する◯ちゃんのことを悪く言われるような事があるかもしれません。だけどお母さんは
意見が言えて偉かったね!
ママはすごいと思ったよ!
嬉しかったよ!
そうやって味方になってやってください。
そうして、
でも、1つだけ言ってもいい?
お話は最後まで聞こうね。
こんな風に教えてあげていけば少しずつできるようになるから。
お家でフォローできることはしていく。
それでも困ったことがあったらいつでも相談してください。
私、結構幅利かせてるから。」
そう言ってケラケラと笑っていました。
何でもOKではなくて、言う事は言う。
でもその前に、できてる事は最大限に伝えよう。
私が一番の味方になろう!
そんな風に誓った懇談会でした。
夫とも話し合った結果、
まずは、普通学級でやってみようということになりました。
まぁ、色んな事が待ち受けているかもしれませんが、
こうして色んな人に助けられながら親子共々頑張っていこうと思います。
今日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
本田 康子