先日のセミナーから

先日、高円寺で一般向けのセミナーを開催させて頂きました。
貸し会議室ではなく、飲食店を借り切ってのセミナー。
初めての試みでしたが、こういう場所で行うのもいいですね!

 
 
 
さて、
受講してくれた方の一人、Mさんの感想をご紹介します。

湯川先生が
「人のせいにしていたときは、自分の力を他人に明け渡していた。
 そして自分を見つめていった時に、 自分に力を取り戻したような気がした」
という話を聞いて愕然としました。
私は自分に力がないと思い込んでいたのも、
他人のせいにして、他人に自分の力を明け渡していたのだと
気がついてしまいました。ありがとうございます。(Mさん)

この言葉はさらりと言ったので覚えておられる方は少ないかも、
と思っていましたが、ちゃんと受け取って下さり嬉しいです。
 
相手が悪い!と相手のせいにしている時には、
相手に自分の力を与えているのと同じことなんですね。
 
相手のせいで、自分はこんなに困っている、と。
自分は無力で、相手に支配されていると自分から宣言しているのと同じですから。
それってホント自分の力を
どんどん無力化していってることと、イコールですからね〜。
 

自分に力を取り戻すには

相手が悪い、と思っている時って
「自分がなぜそんなことをされるのか!」と思っておられるのだと思います。
でもね、湯川は何度も言ってます。
 
自分がされたと思っていることは、
間違いなく自分が先にしているんですよ。
 
同じ相手ではなくても、全然違う誰かにやっているはず。
 
でもね「自分は悪くない!」と思いたい時は、自分が先にやっているということは、見事にスルーしていますから。
もうね記憶から抹殺していると言ってもいい(笑)
 
それくらい人間の記憶って、曖昧で
自分の都合のいいように書き換えられていますからね。
そして理不尽なことが起こっているのではなく、
ちゃんと原因があって、今の出来事が起こっているってこと。
 
そう思うと
「世の中何が起こるのか分からない」と思っている時よりも、
確実に自分に力を取り戻せることが分かると思います。
 

湯川の例

被害者意識でいうと、湯川にも昔、似たような経験がありました。
もう15年ほど前でしょうか、コーチングの勉強をしに行った時、ペアワークがあったんですね。
クライアント役とコーチ役に分かれてセッションをするのですが、
その時にクライアント役の人から一言
「その質問の意図は何ですかっ!」と、ばしっと言われたことがありました。
 
当時は大いに凹み、彼女とペアワークをやるのが嫌になったくらいでした。
そして主催者に「彼女はヒドい」「彼女はコーチに向いてない」などと言ってましたねえ(苦笑)
でもね今から考えると
彼女のあの一言が在ったからこそ、その後、
クライアントさんの意識や視点を変えられる質問力が
圧倒的に身に付いた、といっても良いほどなのです。
あんなことを二度と言われたくないと、当時めちゃめちゃ勉強しましたし、実践も積んできました。
 
そのお陰で今は、短い質問で、相手の問題点の核心をつける自信はあります。
なのでそういう人の存在は、ホント有り難いのです。
成長の機会なのです。
失敗なんて星の数ほどやってきた湯川からすると
「恐るるに足らず」なのです。
 
失敗はするもの。
でもその失敗に
沢山の学びがあったはずなのです。
そこから何かを得て成長の糧にすること。
失敗や批判を恐れて、無難に済まそうと思うことの方が
結局あとで、痛い目にあうなあと私は思います。
 
相手のせいにするのではなく、自分に原因があると認めること。
そこから少しずつ、世界が変わり始めるはずです。

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