なぜ落ち込むのか?

今回は、ちょっとしたことで落ち込んだり、
イヤになってしまう方へ向けて、お伝えします。
以前、TVを見ていて心に刺さった言葉があります。

「俺は、絶対落ち込まないのよ。
落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているから、うまくいかなくて落ち込むのよ。
人間なんて今日できたこと、やったことがすべてやねん。」
 
by 明石家さんま

そうなのです。
落ち込む最大の理由は、自分に対して
「過大評価している」ということなのです。
これ、心理学的に言うと
「虚偽期待症候群」ってちゃんと名前がついています。
平たく言うと、自分に期待し過ぎてしまうってこと。
自分に期待することはいいんだけど、しすぎてしまって、過大評価になってしまうってことなんですよね。
無用に落ち込み癖のある人は、まさにこの通りなのです。
過大評価しすぎているからこそ、落ち込むわけですね。
そして落ち込んでいる間は、何も動かずに済む、というメリットもあるんですね。
 
一歩踏み出せばいいとわかっていながら、それがなかなかできないという方。それも同じなのです。
そんな時は結果の出来不出来、そしてやった結果が思わしくないと、
人から何て評価されるだろうと、ビビってしまっているわけですね。
つまり自分のことを「過大評価」しているから、ビビるわけです。

過大評価しているから、

失敗する自分が許せないし、見られたくもない。
うまくいかないと落ち込むし、
失敗が致命的なことだと思ってしまうわけです。
 

過大評価する人の傾向

過大評価する人というのは、
いきなりドカンと成果がないと「失敗」だと感じてしまうんですね。
そして見事なまでに、小さな成功や成長をスルーします。
「こんな程度ではダメ!失敗したんだ!」なんて思ってしまうわけですね。
それですぐにイヤになる、飽きてしまう、という傾向があります。
失敗してもそれを何とかうまく行くように続ける、ということをしないのです。
だからこそ、いろんなことが中途半端に終わっていることが多い。
 

小さな成長を自分で評価せよ 成長は螺旋階段

でもね、改めて言いますが、どんなプロでも最初は初心者なんですよ。
一気に成功する人、一気にうまく行く人なんて、いないんですよ。
頭では分かっているはずなのに、なぜだか自分のことになるとちょっとしたことで「もうダメだあ」とか「自分には合わない」などと思ってしまうんですよね。
 
そんなときは
「あー、今自分のことを過大評価したな!」
「虚偽期待症候群に陥りそうになったな!」

と思ってストップして下さいね。
 
それからやって頂きたいことは、小さな成功や成長をきちんと自分で評価すること。
誰かに評価してもらうのではなく、自分が自分のやったことをキチンと認めるってこと。
これくらいのこと、とスルーせずにね!
小さな成長を重ねた先に、大きな成長や成功があるのに、いきなり大きくて分かりやすものじゃないとイヤ、と思うのはやめましょうね。
 
いつもメンバーさんにはお伝えしているのですが、「成長は螺旋階段」なんですよ。
まるで同じ所をぐるぐる回っているように自分では感じているかもしれないけど、横から見ると、ちゃんと螺旋階段のように上に上がっていってるものなんです。
小さな成長や成功を踏みしめるからこそ、大きな成長や成功に繋がるわけです。
その歩みは、少しづつ、なのです。
うまく行ったと思えば、うまく行かないときもある。
「うまく行かないときだってある」と最初から織り込んでおくといいですね。
 
そして大事なのは、うまく行かない時に、どうしたらいいのか?というのを「先に考えておく」ということ。
そのためには、成功者から失敗体験を聞かせてもらうとよいですね。
自分の望む理想を手に入れている人から
「うまく行かなかった時、どう対処した?」と聞いておくと、その時になって慌てないですからね。
 
うまく行かないと落ち込んだりイヤになってしまうのを防ぐには
1、小さな成長や成功を受け止める
2、失敗を織り込んでおく
3、失敗した時の対処法を先に考えておく
 

目の前のことを一所懸命やること

そして、さんまちゃんも言ってるように、
人間って今日やったことがすべてなワケです。
それ以上でもないし、それ以下でもない。
そして何よりも、自分が今日何をしたのかは、自分が一番よくわかっていますよね。
「もう最高にやったぜー!」って自分が思えたときって、他人から何を言われようが、別にどーってことないのです。
 
それを気にするということは、
気にする程度のことしか出来ていない
ってことなんですね。
 
だから「今日一日をおろそかにしている人」や「目の前のことに全力で取り組めない人」に未来はないと思っています。
今日1日を全力で、「やるべきこと」を確実にやり遂げていく
そんな自分でありたいと思っていますよー。
 
湯川 央恵

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