夫が家族の一番の稼ぎ頭じゃなく、むしろ妻の方が年収が上の場合。夫のプライドを傷つけてギクシャクしてしまうことが多い中、円満夫婦でうまく行っているご夫婦もいるのです。その場合、どんなことに気をつけて行けば良いのかについてお伝えしています。
妻が夫よりバリバリ働いて、稼いで一家を支えている場合
湯川です。
先日のメルマガ「夫への不満 第1位はコレ!」は読んで頂きましたでしょうか?
この記事に対して質問を頂きました。
「妻が夫よりバリバリ働いて、稼いで一家を支えている場合は、どう考えれば良いのか?」
これについてはプログラムメンバー限定のコミュニティで、既にお答えしたのですが、実は同じような質問を、さらにメルマガ読者の3名の方から頂きました。
1つの記事に対して、4人の方から同じような質問が来る、
というのはなかなかありません。
なのでこのことについて、改めて記事にさせて頂きますね。
男性のプライドを破壊しない
まずは男性心理として
「女性をリードしたい」という思いは、
どんな男性でも少なからずあるのではないかと湯川は思っているんですね。
(もちろん男性であってもリードされたい、と思う方もいらっしゃるでしょうが、ここではそれを含めない方向での、お話にさせていただきますね)
ところが妻より夫の自分のほうが稼ぎが少なく、圧倒的な差があるとすれば
想像しただけでも、夫は相当な劣等感を感じていると思うのです。
その劣等感を感じたく無い為に、
嫁より全然イケてない変な女性と浮気したり、
お酒やギャンブルに走ることはよく聞きますね。
男性としてのプライドを守る為の必死の行動。
夫に勝ちたい!絶対負けたく無い!思考
だとするならば、ここで考えて欲しいのは
【夫の稼ぎが少ない方が
妻側にメリットがあるとするならば?】
という視点です。
つまり妻として夫に
「劣等感を感じさせたい」
「自分の方が上(勝ち)だと完膚なきまで知らしめたい」
という思いが無かったかどうか、なんだと思うのです。
大概、最初の思いって皆さん忘れているんですね。
最初は「負けたくない!」「夫に勝ちたい!」と思っており、
それが現実化して、自分が圧倒的に稼げるようになると、
今度は「なんで私ばっかり!」「もっとしっかりしてよ!」
などと思うワケです。ホント都合がいいのです(笑)
これが「アゲ妻」の姿!
ただ、世の中には妻の方がバリバリ稼いで
夫はそうでもない、というカップルはおられます。
それでも上手く行ってるところは、あります!!
その夫婦がされていることは、たった一つ。
妻がどれほど社会的に成功していても、
その成功を支えてくれたのは”夫なのだ”
ということを決して忘れていないということ。
仕事ではバリバリとリーダーシップを発揮していたとしても、
ご主人の前では本当に夫を立てておられる、可愛い奥様なのですよ。
妻がバリバリ成功しても、そこさえ忘れていなければ、
ご主人としても嬉しいし、妻も嬉しい。周りも嬉しい。
三方よしですね!
夫を下げて自分を上げようとするのではなく
夫婦揃って上がって行くパートナーシップを目指して行けるといいですね〜。
湯川 央恵