湯川です。
4月ですね。年度始めということで、入社式、入学式、転勤など新しい環境で生活をスタートする方も多くいらっしゃるかもしれません。

 
 
 
 

今ここに集中するには

めまぐるしい日々に、つい流されがちになりますが、こんな時こそ「今ここに集中する」と、心が自然と鎮まってくるんですよね。
これは私が通っている合気道の先生方から、いつも言われていること。その中の1つを今日はご紹介しますね。

食べる時は食べることに専念する

これね、ホント見事に出来ないです〜。どんなけ「ながら食べ」をしているか!
この「ながら」は、別に食事の時だけじゃないです。
普段歩きながらスマホ見たり、音楽を聞きながら仕事をしたり、SNS見ながら、子供から声をかけられても生返事したり…。
結局何かをしながら、別の何かをしているときって、意識がここに「無い」ってこと!「心を込める」の真逆ですよね。
小さい頃、親からよくこのように言われませんでしたか?「口の中にものを入れて喋ってはいけない」ってね!
はい、私は良く言われましたね〜。それだけお行儀の悪い子供だったんでしょうねえ(苦笑)

食事が楽しくなくなる?

「食べる時は食べることに専念する」をすると、食事が楽しく無いんじゃないの〜って、思いませんでした?
私は、最初そう思ったんですよね。
でもね実はそんなことないんですね。人間ってすごいですよ。
最初は慣れませんが、ちゃんと意識出来ると、食べるときは食べ、話す時は話すと、別々に出来るようになるんですね〜!

さらにこれができると

出来る方は「一口食べると目を瞑って30回噛んで飲込む」ということをやってみましょう。
食べ物の持つ本来の甘みや美味しさというのが、分かるようになってくるんですね!何て言いますか、味わうってすんごい喜びなんだなーって思えるわけです。
心が満たされて、とっても満足!
すると少量で満足が出来るようになり、食べ過ぎるってことが、なくなってくると思いますよ。

人の話をキチンと聞いていますか?

人の話をちゃんと聞かず、勝手な解釈をする方のことを「話を咀嚼しない」と言いますよね。
なので、そう言う方も、是非しっかり食べ物に集中し30回咀嚼して飲込む、をやってみられることをオススメします。
 

瞬間瞬間に意識を置いてみる

食べるときは食べることに専念することで、食べ物に意識を向けることができます。
私達は沢山の「やるべきことリスト」を消し込むのに一生懸命で、その瞬間瞬間に意識を置いてみることって、なかなかありません。
そんな状態が常であれば、心が鎮まる時がないんですね。
いつも意識が散漫で、頭の中がとっ散らかっている状態。その状態を指して「焦り」というのかもしれませんね。
食べ物に注意を払っていないということは、食べ物を食べていても「ない」のと同じなんですよね。だからいつまででも満たされずに、身体的には「満腹」なはずなのに、それに気づかないんだと思うのです。
なので1日3回もある食事の時間を、1回でいいので、心を鎮める時間にしてみましょうってこと!
食べる時には食べることに集中し、飲む時には飲むことに集中する!
ええ湯川、今日はこれから「飲みに集中!」
居酒屋へ出撃してきますっ(笑)
 
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