夫が自宅で「粗大ゴミ化」?
夫婦共に在宅ワークになり、日頃は不在のはずの夫が24時間家に居る事で
家族の関係、夫婦間に様々な「摩擦」が生じているようです。
以前にもお伝えしましたが、コロナはあくまでも”キッカケ”に過ぎず、
その兆候はずっと前からあったはずなのです。
家に籠って顔を付き合わせる時間が長くなった今、
隠れていた問題が一気に浮上!
あなたのお宅は大丈夫ですか?
パートナーシップ心理学アカデミーを受講のSさんも、
夫にイライラが止まらない!ことでお悩みでした。
もしかして自分がオカシイのではないか?
心療内科など病院に行った方がいいのかも?と悩むくらいでした。
ですがコロナになった今は、むしろ夫婦仲が良くなったくらい!
一体Sさんの変化のヒミツは何だったのでしょう?
パートナーシップの元は親との関係性
湯川がパートナーシップを見る時には、必ず「親との関係性」が肝になります。
自分の親に対しての思いが、
実はパートナーシップにそのまま現れるんですね。
Sさんの場合、お母さんに対してモヤモヤした思いをずっと抱えておられました。
それを紐解くと幼い頃、お母さんから言われた
ストレートな言葉で傷ついた幼いSさんが居ました。
「あなたのそういう所が嫌いなのよ!」
「だからお前は太るんだ!」
このようなことを言われた事が、ずっと心に覆い被さっていたんですね。
子供のSさんは「許せない!」と心の中ですごく怒っていました。
この怒りが大人になった今でも、少しの刺激で夫に対し
大爆発してたんですね。
「子供に「嫌い」とか「太る」とか、そんな子供を傷つける言葉、普通言う?
親ならどんな子供の悪い部分だって、ありのままを受入れるべきじゃないの!」
そう心の中で怒りを爆発させながら
同時に恐怖で親の顔色を読んでいたSさん。
私が「No」と言えないのは「母の育て方が悪かったんだ!」と責めていたんですね。
その自分の気持ちは、
しっかり受け止めてあげることが必要ですね。
でも子供時代の記憶を紐解いて行くと、いろんなことが明らかになってきたんですね。
親なら子供の気持ちを察するべきだ!
自分の気持ちを言わずとも分かるべきだ!そんな高い期待を持っていたこと。
いつも親の顔色を読んで「No」と言えない責任を、親のせいしていたけど、
自分から言った時の責任を、ただ負いたく無いだけだったこと。
ずっと自分は逃げていたこと。
肝心な事は言わずに、自分は正しいと被害者になっていたこと。
親に怒られても、何度も何度もしつこくしつこく同じ事をやっていたこと。
親の言うことを、自分の都合よく解釈し、言う事を全く聞いていなかったこと。
もうキツい言葉で言われないと、全く聞く耳を持っていなかったこと。
そんなことがわかったのです。
事実、Sさんも今、子育て真っ最中。
幾ら子供に言い聞かせても言う事を聞かない時、思い余って怒鳴ることもしょっちゅう。
子供がしつこく言う事を聞かない、それがまさに
自分の姿だったことに気づかれたのでした。
Sさんとのセッションでは、偏った愛の定義が沢山出てきました。
「愛とはありのままを受入れるべき」 「愛とは察すること」 「愛とは褒めること」
このような愛の定義は子供の頃
「私はお母さんにこれらをやってもらえなかった!」という恨み心から来たものなのです。
自分が望んでいたのに、それを自分が思うほど与えてもらえなかった。
この恨み心があるからこそ、それを今度は
そのままパートナーに向けます。
そして、なんで分かってくれないの!
これくらいわかって当然だよね!
そうやって親に持った高い期待が、とても理不尽なものだったことに心底気づいた時、
人は「イライラしちゃいけない」じゃなく「イライラする必要がなくなるのです」
「変らなきゃ」と思うことなく「変って行ける」のです。
ここから先はSさんの生の声をお聞き下さい!
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