隠し事なくなんでも話すことが、いいことだと思ってませんか?

自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。

正直になんでも話すと約束したのに・・・

夫婦の間で「どんなことでも正直に話すこと」「嘘は絶対つかないこと」
こう言う取り決めをしていたA子さん。

しかしひょんなことから、夫の嘘が発覚!
あれだけ約束していたのに!とA子さん憤懣やるせない様子です。

夫曰く「仕事関係の女性と食事に行っただけ」と言うことなのですが、
A子さんにしてみれば、やましいことがなければ、なんで嘘をつく必要があるのか!と。

A子さんは過去に、信じていた彼に嘘をつかれ、浮気をされたことがあったそうなのです。
「そんなことも夫には話していて、お互いの取り決めだったのに。これも私の鏡なのでしょうか?」と。

それもあるかもしれないけど、私はそこじゃないと思ったんですね。

確かに一度嘘をつかれると疑心暗鬼になってしまうお気持ちは、よくわかります。
しかも夫には前のことを話している、と言うことならなおさらですね。

強い願望や制限に隠された”本音”を知る

でもそもそもなぜ、
そこまで嘘をつかないで欲しいと思うのか?

ここなんですよ。
単純に浮気されたから、と言うのではなく、むしろその前の思考です。

聞いて行くと、A子さんの中には実はこんな思いがありました。それは
「どうせ私のこと裏切るんでしょ」
「嘘ついて浮気するんでしょ」
「私は見捨てられるんだ」

この思いがあるからこそ、嘘はだめ!と言う取り決めをしなければいけなくなるわけですよ。
そうしないと怖くて仕方ないの。

そしてA子さんが思った通りのことが、起こったと言うことなんですね。

さあこんな現実を引き起こしたカラクリは何か?
ここからどうすりゃいいのか?

引き続き紐解いていきましょう。

親に持った”期待”がルーツ

この思いこみのルーツは、やはり親との関係性なんですね。

A子さんには3つ下と5つ下に弟と妹がいました。
十分自分は愛を注いでもらったとは思っているけど、
やっぱり下の妹と弟に、どこか「取られた」と言うような気持ちがくすぶっていたんですね。

子供の頃、お母さんが妹と弟の世話ばかりして、自分はあまり構ってもらえなかった。
頭ではたくさん可愛がってもらったことはわかっているんだけど、心の中では
「どうせお母さんは私のこと裏切るんでしょ」
「嘘ついて妹や弟ばかり可愛がるんでしょ」
「どうせ、どうせ・・・」と言う思いが拭いきれなかったんですね。

 

A子さんはお母さんがちょっと出かけるだけでも
「どこへ行くの?」
「何時に帰ってくるの?」
「誰と行くの?」
「妹や弟は連れて行くの?」
「私にお土産買ってきてくれるんだよね?」
こうやってしつこくしつこく聞きまくっていたそうでした。

アタマで思っていることと、ココロの中は違う

大人になってから、お母さんからは笑いながら
「本当にあなたはしつこかったのよ」と言われていたくらいだったんですね。

自分でもネタしていたくらい、大したことない!と思っていたのに、セッションではその部分になると号泣。
ご自身でも、こんなに苦しい思いを抱えていたのかと驚いておられました。

自分に与えられるべきものが、手に入らない時、人は怒りを感じる

母からは十分に愛を注いでもらったことはわかっていました。
だからこそ自分に注がれるべき愛情が、ほんの少しでも他に行くことが許せなかったんですね

改めて夫との「嘘はつかない」と言う取り決めを振り返ると、
“お互いの取り決め”と言いながら、A子さんの意向が相当入ったもので、半ば夫を無理やり約束させたことに気づかれました。

得られて当たり前と思えるほど、これまで与えられてきた証拠

相当私、疑り深かった。夫が言ったことに対して、いちいち細かく確認したり、証拠を求めていた。おそらく夫は職場の女性と食事に行きたくなるくらい、私が息苦しくさせていたのだと思う。それほど120%の愛情が得られて当然だと思っていたのか。
自分の傲慢さを振りかざし、母や夫を自分の思い通りにできると勘違いしていたんですね。

A子さんの目から大粒の涙が後から後からこぼれます。

単純に「夫を信じましょう」と言う話ではないんですね。
それができないから苦しいわけです。

なぜ嘘をつくのはダメ!と頑なに思うのか?
そこにこそ解決ヒントがある、と言うこと。

嘘をついたことのない人は、この世にいない

嘘をついたことのない人なんて、この世には居ないでしょう。
私も嘘、つきますし、それがダメなこととも思っていません。

もちろん浮気を隠す嘘とか、自分の良心を曲げるような嘘、ではないですが
何でもかんでも正直に言うことが良いことだと思っていないので、約束を絶対視しません。

こうすべき!と言う制限やルールが多いほど、
生き辛くなります。

自分に制限やルールが多いと言うことは、
同じことを相手にもモレなく求める、期待の多い生き方になりますからね。

期待が多ければ多いほど
苦しみもまた多い。

こうして子供の頃に持った思いこみやパターンが、
大人になった時に、こんな風に影響するとは、誰もが、ゆめゆめ思いません。

だからこそ「思いこみ」を精査することって、めちゃめちゃ大事。
それはプロに任せることが一番早いです!!

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