世の中はホログラム…
「ザ・マネーゲーム」から脱出する方法
という書籍はご存知でしょうか?
数年前に読んだとき、おおーっ!と思いましたね。
この世の中はホログラムであると
言い切っているのですが
「ホログラム」という言い方に、
「うまいっ!」と唸ってしまいました。
ホントその通りです。
「お金を得ることは大変だ」
「我が家は先祖代々貧乏な家系」
「収入は苦労して得るもの」
などなど皆さんそれぞれに、
お金にまつわる、いろんな思い込みがありますね。
その信じ込んでいるものが、
人生というホログラムに、そのまま映し出されていくってワケ。
ホログラムですから、いくらでも変えることが出来る。
ホログラムは、固定化されたものじゃないってこと。
これはお金だけの問題じゃないですね。
「人生全体」に作用しています。
つまり「法則」なんです。
万有引力の法則のように、どんな人であろうと
地球上にいる限り、その法則からは逃れられない。
自分が自分をどう見ているのか?
自分が相手をどう見ているのか?
自分を取り巻く世界を、自分はどう見ているのか?
その思いの通りに、
あなたの人生というホログラムのドラマが進んでいるわけですね。
例えば「自分は嫌われ者だ」と思っているなら
やはりその通りの出来事が起こるのです。
そして「やっぱりそうだ」と
よりその思い込みを強化させてしまっているんですね。
でも現実は、そう思っているから、そうなるってこと。
めちゃめちゃシンプルなんです。
人生、苦労するほうが価値がある
と思っているなら
あなたの人生というドラマには
数々の苦労や試練があったほうが、価値があがりますね。
ですから、苦労や試練を、あなた自身が引寄せたり
生み出しているってこと。
彼との間も、順風満帆ではなく
いろんな問題を乗り越えた方が、
愛し愛されている感覚があると思っているなら、
問題ばかりが起きてくるのも分かりますね。
そうなんです、愛し愛されている感覚が欲しくて
自ら、問題を引き寄せてしまう、生み出してしまうのです。
お金と自己価値
収入と自己価値は比例する
ということを何度かお伝えしております。
自己価値が低い方は
年収もそれにともなって低いんですね。
自分自身が商品になるような自営業をされている方は
特に顕著に現れます。
低い価格設定だったり
いつも割引をしてしまったり
正当な報酬を請求できなかったり
サラリーマンの場合、
ほぼ決まった金額が支給されるのでそんな方は関係ないのか?
というと、そんなことはないのですねー。
毎月決まったお給料をもらえていても
自己価値に見合った金額まで散在してしまうんですね。
そう、手元に残らない。
実はサラリーマン時代の私がまさにそれでした。
私は夫の会社の役員をしていたので
役員報酬でそれなりに頂いていたのです。
ところが、当時の私は頂いたお金を見事に散在するわけです。
そのときの私は単純に「お金の管理が下手」と
思っていましたが、実は問題はそこではなかったのです。
自己価値が低かったのです。
その自己価値に見合った金額にまで、徹底的に散在していました。
しかも私の場合、父親への恐怖や恨み心を持っていたのです。
父親=男性 であり
威圧的なパワーのある男性がとても苦手でした。
私はお金もパワーの一種としてみていました。
なので私の当時のお金の使い方は、
まるで恨みを晴らすような使い方だったんですね。
まさに湯水のごとく使ってしまうのです。
例えば、親子関係とお金
親に対して、成仏しきれていない
怒りや恨みなどの思いを持っている方の傾向として
人間関係に問題が出るだけなく、お金の問題も漏れなく抱えています。
父親との関係性に問題がある場合は
仕事面での問題が出やすい。
例えば上司との関係や、ビジネスパートナーからの裏切り
稼げない、あるいは稼いでも不安がぬぐえない。
そんな傾向があるんですね。
一方、母親との関係性に問題がある場合
圧倒的に傾向として多いのが受け取り下手、甘え下手。
自己犠牲的になって全部自分で抱えてしまうんですね。
また相手の言いなりになりやすく、同僚との問題が出やすい。
そんな傾向が出ます。
両親は自分のルーツです。
自分をこの世に産み出してくれた存在そのものなんですね。
だからこそ、そのルーツとの関係性に問題を抱えていると
色んな所に歪みが出てきて当然ですね。
いらない思い込みは、手放しましょう
自分を取り巻く世界は、自分の意識の投影に過ぎないのです。
見ている世界、聞えているものは、
自分の意識のフィルターを一旦通過したもの。
そのフィルターに、どんな思い込みがあるのか?
それによって、あなたの人生は見事に変わっていくのです。
自分が自分のことを、どう思っているのか?
自分を取り巻く世界のことを、どう思っているのか?
様々な思い込みのルーツを、見ていきましょうね!