あなたの「自由」とはどういう意味になりますか?

湯川です。
「時間も経済も自由にできる仕事がしたい」という相談を受けました。
よくよく話を聞くと…
とあるネットワークビジネスをやって、好きな時に海外に行き、好きな時に仕事をするというライフスタイルに憧れている、とのことだったのですが…。
 
いやね、ネットワークビジネスがどうのこうのと言うつもりは全くありません。
そうではなく私が「?」と思ったのは、その方の言う「自由」とは何ぞや?ということ。
 

一定期間は不自由さの中でがむしゃらにやる

お話を聞くとこの方の場合「自由=好き勝手やること」になっていたんですね。
実際に自由にやりながらも、豊かさも時間も自由が手に入っている人はいらっしゃいます。
ただし、イキナリそうなったのではないのです!
 
そうやって自由な時間や経済を手に入れようと思ったら、その手前でガッツリと枠にハマる必要がある、ということ。
つまり、ある一定の期間は「不自由さの中でがむしゃらにやる」というプロセスを経ることで、初めて枠にハマらない自由が手に入るんですね。
 
同じような理論ですが「型破り」をやりたいと思ったら「型にハマる」ということを、ある一定期間は徹底してやる必要があるのです。
散々型にハマる、という経験をして来た人だからこそ、今度は「型破り」が出来るんですね。
なのでイキなり「型破り」って出来ないのです。
その準備期間である「型にハマる」ことをしないと「型破り」が全く出来ないんですよね。
 

守・破・離のプロセスを踏襲する

昔から修行のプロセスとして言われて来たのが
「守・破・離」
 
まずは最初に師から教えてもらった型を忠実に「守」って行くんですね。
それを体で身につけて行きます。
それをやって初めてその型を「破」り、自分に合った型を創っていけるんですよね。
なのでイキなり「破」は出来ないことが分かると思います。
 

湯川の場合

例えば私の場合、今自由奔放にやっているように思われますが…。
その前に夫の会社で「経理事務」という金庫番を、14、15年ゴリゴリにやったわけです。
弥生会計という会計ソフトの使い方、小切手・手形の切り方、
現金をいかに効率よく精算させるかというのも、この経理時代で学びました。
 
そしてなにより大事だったのが「資金繰り」
当時は手形を切っていた事もあり、私の資金繰りで会社が不渡りを出してしまうことも可能性として有り得るワケです。
ホント怖かったですよ〜。
 
夫の会社に入社してから数ヶ月間は、先におられた経理のベテランにみっちり就いて教えて頂きました。
ここで型にハマる練習をみっちりやったんですよね。
それがあったからこそ今、独立自営をしても経理の事も分かるし、自由に出来るわけです。
 

セッションも同じ

私はコーチングやNLP、フラクタル、アドラー、シータ等様々な心理学を学んできましたが、学んでいる間は、その型にキッチリハマって学びました。
その後、自分に合った「型」を創っていったわけです。
 

不自由を味わった後の自由

長々と話しましたが「時間も経済も自由にできる仕事がしたい」ということは
言い換えると
「時間も経済も自由にできるまで、一度ガッツリ型にハマることをする」
と言うことでもあるのです。
 
つまりある程度は自分の自由を拘束し「不自由」を味わう期間がないと、
それらは手に入らない!ということなのです。
 
それを理解できずに「時間も経済も自由に」と言うのは、ただのお子ちゃまです。
ええ、甘々のチャイルド思考なのです。
そんな状態でビジネスがうまくいくと思うでしょうか?
 
もし「うまくいくんだ!」という方は、自由気ままにやりたい!
型にハマるなんてまっぴらゴメンだ!と思って、本来やるべきことから逃げているだけかもしれません。
なので、まずは今の自分のいるその場で、型にハマる、ということをやって行くことなのです。
 

ビジネス面での具体的方法

具体的には、上司や先輩の言うことを素直に聞いて、求めるもの以上の成果を出していく。
与えられた役割の中で、責任を負っていく。
 

主婦の方の具体的方法

専業主婦の方の場合は「上司」を「夫」に換えて同じ様にされてみることをおススメします。
 
今どき「夫の言うことを素直に聞いて」などと言うと「何か昭和〜」みたいな反応があるかもしれませんが、自分が「型破りをしたい」と思うならば、まずは「型にハマる」ということからスタートしてみる。
是非やってみてください!
 
 
それ以外に「型にハマるには、こんなのどう?」というのがあれば是非聞かせて下さいね。
 
 
さて、今日はこれから久しぶりにお目にかかる方と南青山で飲み会です。
楽しんできます〜!
 
 
 
湯川 央恵
 

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