DMモラハラ加害者も傷ついている?
これまで湯川は、DVやモラハラに悩む方のセッションを多数してきました。
自分がDVやモラハラを受けている、というのもありますが、最近では加害者側の相談がグンと多くなって来ています。
アタマでは分かっていても、相手を責め立てたり暴言が止まらない、という相談ですね。
DVをする側もされる側も、お互いを傷つけあい、何も得るものはありません。
力で相手をねじ伏せたとしても、満足はできませんからね。
もしあなたがDVを受けている、というのであれば何を置いてもまず自分の身を守る事。
そして精神的にも物理的にも相手との距離を取る、ということが大事です。
その上で、やはり考えてほしいことがあります。
モラハラの依存体質
辛口ですが、本当に変わりたい!と思っている準備が出来た方だけに読んでいただきたいと思います。
DVモラハラは被害者も加害者も同じ「課題」を持っています。
パートナーからのDVモラハラなどの支配が行われる時、それはあなたに以下のメッセージが来ているのです。
DVする方も、される方も「依存的体質」があるのだ、ということを知ってください。
境界線が曖昧で距離感のない、べったりした関係。
自分で責任を負うことから逃げ、ずっと相手任せ、相手の責任にしてきたはずなのです。
それがお互いの姿、なのです。
モラハラ対処法
そもそもあなた自身は、自分で気付こうが気付くまいが、自立できるほどの強さと自由を求める気持ちを持っている人であるはず。
DVに代表される、支配や締め付けが強制的に行われるとき、「自立できるチカラを身につけなさい!」「人のせいにせず、自分の人生の責任を負うと決意しなさい!」
このメッセージがいよいよ本格的にやって来た!
ということを知ってください。
これまで何度も決意する機会はあったはずなのです。
厳しいようですがそれを先延ばしにしたり見ないようにしてきたのは、あなた自身の責任だということです。
人のせいにする生き方を辞める自分の世話は自分で出来るようになる。
それを今こそ決意する時だ、ということなのです。
つまり、自分の本当のチカラを見くびるな、ってことなのです!!
被害者で居続けても、何一つ解決しないばかりか年月ばかりがいたずらに過ぎていくのです。
モラハラが解決した先は?
心の底から笑ったのはいつですか?
満天の星空を見て感動したのはいつですか?
残された時間は、あと少ししかないかもしれないのです。
自分の底力を信じてください。
その危機感を利用して前向きに自分自身を変えていく具体的な「行動」をとっていきましょう!
湯川 央恵