男性のような殴る蹴るという分かりやすいDVモラハラっぷりではなく、言葉や態度でパートナーをじりじりと追いつめるモラハラは、女性側が加害者になっていることが多くあります。モラハラやDVは男性が加害者だ、という思い込みが多いのですが、むしろ無自覚のまま、自分がモラハラモンスター妻になっていないでしょうか?
夫からの突然の離婚要求に驚く前に、一度自分の言動を振り返ってみましょう。

1、暴言・口撃

ケンカすると時には、お互い激しい言葉になることもありましょう。それは男女問わず起こりえることです。またお互い口撃し合っているなら、それはモラハラとは言わず、ただの口喧嘩ですね。
しかしモラハラ妻の場合は、相手のプライドを木っ端微塵にするような言葉を使います。
例えば「ハゲ」「このデブ!」自分では大したことを言ってるつもりなく、身体的コンプレックスを平気でdisるところがあります。
逆に自分が言われると「ヒドい!」「人間としてどうか」などと大騒ぎします)
「誰かの稼ぎが悪いからパートがしんどいわ」「男のくせに情けない」「なんでこんなカンタンなことが出来ないの?」「離婚するよ!」「ホント(セックス)下手!」など男性のプライドも自信も粉々に打ち砕くような言葉を平気で使います。

2、自分の非を認めず責任転化

自分が間違っていても素直にそれを認めて謝る、ということをしません。悪いのは常に相手。実はいつも正しい、というスタンスを崩しません。
我が家の法律は「自分」。
なので自分の思った通りにしてくれない夫がむしろヒドい人で、自分はいかに被害者になっているかを、周りの人に吹聴します。
自分で責任をとる、ということからずっと逃げてきているので、全ての責任を夫に押し付けているという自覚すらありません。相手に察しさせて、結論は相手に出させ自分はいつも安全圏に居ます。

3、要求レベルが高い

自分の要望は通って当たり前、叶えてくれることが当然と思っています。
「いつでも私を一番優先してくれるもの」「どんなことでも受入れてくれること」「どんなことも否定せず味方になってくれること」「夫は妻に尽くすのが当然」等々。
こういうことを、しれっと当たり前のようにして思っているんですね。
それが「要求レベルが高い」とは思っておらず、むしろ普通の事、と思っています。
尽くされて当然と思っていますので、与えても与えても満足しません。それどこから「もっと!もっと!」と際限なく要求してきます。

4、客観視ができない

客観視が出来ない、ということはつまり「自分のことしか見えていない」ということでもあります。上記3の言葉でも、客観的に見れば「相当要望が高い」ということが分かるのですが、客観的にみることが出来ないので、分からないわけです。
客観視が出来ないので、視野が狭く、また話し方も自分が分かっていることは、他人も分かっているものだと、勘違いしていたり、結論もない思いつきの話しが多く、論理的な説明が出来ません。
ところがこういう方に限って「私は分かりやすく話している」と思っています。

5、子どもを味方につけて夫を孤立させる

例えば夫だけ食事のランクを落としたり、帰りの遅い夫の分の食事は用意していない、夫抜きでレジャーに行ったり、子供の運動会などの日程を知らせないなど。子供を取り込んでいるので、夫vs自分と子供という関係になっています。
そして家庭内ヒエラルキーが1位子供、2位自分、ずーっと下がって3位に夫となっています。
この乱れたヒエラルキーこそが問題の引き金になっていますが、妻は全く分かっていません。

6、被害者意識が強い

上記3でお伝えしたように相当要望が強いので、いくら与えても「当然の権利」と思っています。ですので感謝の言葉を言ったとしても、とても表面的。
愛情もお金もエネルギーも関心も、与えても与えても「もっと!もっと!」と際限なく要求してきます。
与えられる余裕があるうちは、まだいいのですが、問題はそれが出来なくなった時。自分が望むものを得られなかった場合
「自分は不当な扱いを受けている」と不満でいっぱいになります。

当然の権利が与えられていない!と思うんですね。
自分がどれほど高い要望をしているのか、再現なく要望しているのかを見る事がありません。
むしろ与えない夫こそが、問題だ!モラハラだ!DVだ!と騒ぎ立て、と被害者意識で一杯になります。
自分は妻として当然の権利を主張しているだけで、何らこちらに非は無い!と思っているんですね。
自分は正しい!この思いがモンスター級に高いのです。
そしてこれが高ければ高いほど、被害者意識も強くなるんですね。

まとめ

私自身、これまで3000人の悩める女性の相談を受けてきましたが、6の「被害者意識が強い」に、無自覚なモラハラモンスター妻の、かなりの部分が含まれています。
「夫がモラハラダメンズなんです」という方は、1から5までの特徴をしっかり読んで自分自身を振り返ってみましょう。
それは決して「あなたが悪い」と言ってるわけではないのです。
ご自身の中で改めることが出来た時、周りは自分の鏡ですので、周りを変えようとしなくても変わって行くものなんですね。
こちらの方も自分を変えることで、周りがどんどん変わった方々です。

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