「甘えていいよ」と言われたり「甘えるなよ!」と言われたり、どっちをしんじていいのか分からなくなる時があります。なぜ甘えることが難しく感じるのかの理由と甘える判断基準を湯川の事例でお伝えします。
あなたにとって「甘える」とは!?
あなたは「甘える」という言葉に、どんなイメージを持っていますか?
一般的に「甘える」というのは、良くないイメージがあるかもしれません。
たしかにいつ迄でも、子どものように何でもやってもらうのが当り前、と思っているなら
「いつ迄でも甘ったれるな!」
「甘える前にまずは自分でしっかりやれ!」と言いたくもなるかもしれません。
でもね
「もっと甘えてくれたら良かったのに」という言葉もありますし
「甘えていいよ!」と、言われることもあるかもしれません。
このように同じ自分であっても、「甘えるな!」と言われたり
「甘えていいよ!」と言われて、どっちにすればいいのか分からなくなる、ということは無いでしょうか?
甘えて良い時の判断基準
この判断基準は
「自分でまず精一杯やったのか」ということだと思うのです。
それをやっていないと
「甘えていないで、まずは自分でやってみなさい」と言われるのだと思うのです。
むしろ、自分でコツコツと自助努力をしている人には、
何も言わなくても助けたくなるもの。
だからこそ「甘えていいよ」と言ってくれるということは
そこは少々甘えてもいいのではないかと思うんですね。
湯川が持っていた驚愕の「甘える」定義
実は私自身、この甘えることが出来ないと長く思っていました。
甘えるとか頼るとかが、なかなかうまくできない。
だから全部自分で抱えてしまうところがあったんですね。
でもね、私がなぜうまく出来なかったのかというと、
私の中に驚くような思い込みがあったんですね。
何かと言いますと、甘えるとか頼るとは
「何もかもやってもらうこと」になっていたんですね。
ええ、「丸投げ」とも言います(苦笑)
「何もかもやってもらうこと」というのは
もっと言うと、自分が支払うべきものであっても
「全部相手に払ってもらうこと」
になっていた、ということ。
いやはや、もうどんな思考回路やねん!と
あの頃の私にツッコミます(苦笑)
これをあの頃の私は、ナチュラルに思っていたのですよ〜。
自分のことながらマジビビります!
都合良く解釈してしまう
最初は夫も私の思う「甘え」に応じてくれていましたが
徐々に夫から拒否されるようになったんですよ。
そりゃ当然です!
なんもかんも、夫が払うことが当然だと思っている嫁でしたからね。
なのに夫からピシャリと拒否された時、それを
「私は甘えべたなの」とか「夫がちょっと変な人なの」などと
都合良く解釈していたんですよね。
いやもう、今から思ったらホラーですよホラー(笑)
その後、私は独立自営で仕事をするようになり、
ある程度の収入も得られるようになったんですね。
その時にようやく夫がどんな思いで稼いでくれていたのか、
責任を負ってくれていたのかが分かったんですね。
自分の姿を夫に投影して、勝手に焦っている私
ところが、その後夫から「今期の利益の目安は?」
と聞かれるようになったのです。
その時の私はとっさに
「正直に言ったら、じゃあこれ払って、と言われるんじゃないか」
と思い、虚偽報告を何度もしたことを覚えています。
そうです!
私こそが経済的にがっつり依存していたからこそ、夫にそう聞かれただけで
「私が支払わされるんじゃないか!?」と思い込んでいたワケですね。
何もかんも夫に支払ってもらい、経済的に依存していなければ
そんなこと、思いもしないものなのです。
つまり自分の姿を夫に投影していただけのこと。
世界は一元、自分の鏡なのです。
ホント自分のことは綺麗に棚上げして、よくこんな自分勝手な解釈に仕立て上げて行くのかと思う位です。
ということで「甘えていいよ!」と言われたときは、
お言葉に甘えて少々甘えさせてもらいましょう。
コツコツ頑張っている姿って、見ている人は見ていますからね。
そして「甘えていいよ」は
「あなたは応援に値する」と認められたからこその言葉だと思いますから。
それにはまずは自分でも努力する!
という自助努力のスタンスありき、ということはお忘れなく!
*「甘える」について、男性心理から紐解き解説しているのはコチラ
AV監督溜池ゴローと湯川のコラボトークショー
*しっかり自分を見つめ、学びませんか!?
オンラインで学べるダメンズ恋愛心理学
湯川と1対1で60分zoom相談できます