夫は納豆が嫌い
突然ですが、先日、「納豆汁」を作りました。ホント美味しくって何杯もおかわりしましたよ。
結婚した当時、夫が納豆嫌いなことを知らずに出して、えらく怒られたことがありましたっけ(笑)
私としては独身時代、当たり前のように食べていたので、夫が怒り出したときは、正直びっくりしたんですよね。
こんな風に自分にとって「当たり前」と言われるものは、自分にとっての「常識」であり「価値観」でもあるんですよね。
夫婦で子育ての価値観が違う場合
以前私のところに、夫婦の価値観が合わないと、相談に来られた方がいらっしゃいました。
特に子供の教育について、夫婦で意見が分かれるようで悩んでおられたんですね。確かに子供のことで意見が分かれてしまうと、どうしたらいいのか困ってしまう気持ち、よく分かります。
一般的に
「子育てにおいて父親と母親の意見が一致しているほうが望ましい」
と思われているフシはありますからね。
子供に選択させる
夫婦で子供にテンでバラバラなことを言うと子供が混乱する、という意味でしょうが、私はそうは思わないんですよね。
うちも実は子供が小さい頃、私と夫と教育方針が違っていました。
私は子どもがやりたいと言う習い事は、何でもやらせてあげたいと思う方。
一方、夫は習い事なんて何ひとつ不要!子供はわんぱくが一番!という価値観の人。
相手の意見をねじ伏せたい
これをどちらか一方に合わせようとすると、しんどい。相手をねじ伏せようとして色々と問題が起きる訳です。
なので我が家はどうしたかと言うと・・・
そのまま子供に伝えました。
お母さんは○○と思う。そしてお父さんは△△だと思っている。どっちを選んでもいいよ。
すると子供は自分なりに考えて、答えを出してくるんですね。
夫婦で価値観が合わないことで得られるメリット
そうなのです。
価値観って合わないと苦しいワケでも、困るワケでもない。
合わなければ、それだけ選択肢が増えるってことだから。
つまり、合っていると、それしか選択肢が無くなる。子供にとってそれが受け入れられることならいいけど、そうじゃなかったら、、、、。悲劇です(苦笑)
違いを楽しむこと
なので!
何もかも一緒ではなく、違いを楽しめる余裕を 持とうと思う こと!
すると、違えば違うほど、選択肢も自分の幅も広がるってこと!!
これは子育てだけじゃないですね。
恋人同士でも「彼と価値観が違う」ということで悩む必要は全くないのです。
違っていいんですよ。
と言いますか、一緒でないとダメと思うことに、そもそも無理があることを知って下さいね。
一人一人育った環境も、受けてきた教育も違うわけです。
なので
一致しているのがアタリマエじゃなく、むしろ
「奇跡」だということ!
「一致していること」を前提にすると、「これも合わない!」「あれも合わない!」と消去法になるので、ツラいです。
でも「違いがあって当たり前」を前提にすると、1つでも合っていれば「おおっっ!!」ってなるわけですからね!!
どっちのほうが、お互い楽しいですか?
湯川 央恵