自分で自分を幸せにし、
お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く
パートナーシップ心理学主宰
湯川 央恵です
今日はいい夫婦の日、ですね。
我が家は相変わらず
東京と和歌山で離れておりますが
LINEでやり取りしてます(笑)
 
さて、
パートナーシップ心理学アカデミー
アドバンスコースのワークショップが
昨日、一昨日の2日連続で開催されました。
昨日は終わったのが夜中の12時過ぎ!
zoomだからこそ出来ることですが、
皆さん前のめりで受講してくださり、
終わった後、湯川はしばらく放心でした(笑)
でもこうして全力で仕事ができて、
皆さんがどんどん変化していかれる。
その姿を間近に見れるこの仕事は、
本当に天職だなあーって思っています。
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受講生さんの中で
ゲーム依存で働かなかった夫が、
今はどんどん働き、収入もアップしたり
無責任で浮気性のダメンズばかりを
引寄せていたのが、
今では仕事のできる
素敵な人に囲まれるようになったり
モラハラ夫で
いつか離婚してやると思っていたのが、
じんわり温かい家庭を築けるようになったり
なんで皆さん、
こんな素敵な現実が得られるようになったのか?
その極意は
「親の子育てを 肯定出来るようになった」から。
親に対して
「もっとこうして欲しかったのに」
「こうしてくれて当然だよね」という
「期待」ですね。
この期待が
自分の思ったように叶えらなかった場合
「裏切られた」
「親のくせに」という被害者意識を持つんですね。
そしてこの親に持った期待は、
見事にパートナーに向かいます
 
パートナーが自分の期待に応えない間は、
あくまでも自分は「被害者」
悪いのは相手。
そして「自分は正しい」と主張できます。
でもね
いくら「あなたは正しいわよ」と認定されても
現実が変わらなければ
何の意味もありません。
でもそこから気づき、
抜け出すことだって全然可能なのです。
ここで受講生Iさんの手記を
シェアさせて頂きます。
ちょっと長いですが
皆さんの参考になると思いますよ!

(前略)
私はこれまで夫の失敗をあげつらって罪悪感を感じさせて、
その相手の弱みを永遠に攻撃してきたのだ。
自分を優位にする為に。
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でも、気付いた。
人間は失敗をする生き物。そして、私もこれまで何度も失敗を重ねてきた。その度に関係のない子供達を巻き込んできた。

(中略)
私は夫の事を許せなかった。
正しくは許さない事で、パワーバランスを保とうとしてきた。
そこまでして勝とうとする事も問題で、考えた。
そして自分の「自信の無さ」を埋める為だったと漸くして気付いた。
私に依存している夫にひどい事をされれば、
罪悪感を与えることができる。
その結果、私に執着する事を、心の何処かでは分かっていた。
そして私が優位に立てる事も
このサイクルがメリットだった。気付かなかった。
だから「ひどい夫」でいてもらう必要があった。
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しかし、自分がここまで「加害者」だったとは衝撃だった。
上澄みしか分かっていなかった。
夫を変えようと思っている事自体、傲慢だった。
変わるべきは自分だったのに。
「こんなのひどすぎる。
私がここまで何をしたというの?状況が変わってほしい。」
長いことそう願っていた。
浮気性、DVでモラハラ。本当に夫の事を最低男としか見ていなかった。
世間から見ても、
そう言わない人は居なかったから疑う余地すらなかった。
絶対に許せる日などこないと、つい昨日まで思っていた。
(中略)
 
「許す」というニュアンスにすら、もはや今は違和感を覚えている。
本当に心の底から申し訳なかったと思います。
そして、驚くほど“被害者”の状態だと
全てが盲目
被害者目線でしか見れなくなってしまう事を痛感
私はずっと自分で選んで、被害者で居続けていたのだ。
そして、それは、あまりにも窮屈な人生だった。
今日も何度も落ち込みの波が襲いましたが、
(夫にしてきたことに気づけたことで)親に持った以上の最大にして、最強の被害者意識が溶けた気がする。
もう今後の人生は、元夫の事で被害者でいる必要がなくなった。
本当に良かったね私。
色んなことを教えてくれる子供に感謝です。

如何でしたでしょうか?
Iさんは大きな峠を一つ乗り越えられたなあ〜と
思いました。
本当はココに至る迄のドラマがありました。
長男との衝突。
なんど言っても聞かない。
むしろ息子は、過去のことを持ち出しては
母であるIさんを、ぐうの音も言わさない。
徹底的に自分を棚に上げ、人の非を責め立てる。
それもIさん自身がやってきた
自分の「やり口」
そんなところから自分が過去
親にやってきたことを認め
夫にやってきたことを認め
今回の気づきに繋がったんですね。
パートナーシップに問題を抱えてしまうと
人生全般に影響を及ぼしてしまいます。
何故ならパートナーは写し鏡。
自分が未熟なら
未熟な姿をパートナーに投影してしまう。
相手に問題がある!私は被害者だ!
そう言いたいときこそ
自分を振り返ること。
被害者意識がある限り
自分の人生に
被害者と加害者が
必ず登場することになりますからね!!
 
いやー、これからのIさんが
楽しみですねーーー!!
 
湯川 央恵

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