私は普段「親との関係性がパートナーシップに全て出てくる」と言ってます。
パートナーシップだけではありません。
およそ「人間関係」と言われるもの全てに、
私たちは親との関係性という人間関係の「型」を
投影してしまうものなのです。
なので親との関係性を、しっかり見つめなおしていく作業は必須なの。
親との関係性になんだかんだ問題があったとしても、
親への思いの改善は、比較的早いなあーというのが
3000人見てきた湯川の実感。
やはり親には、色々やってもらっていた、
という思いがあるからだと思うのです。

きょうだい関係を癒す必要性

ところが!!
根深く残るのが「きょうだいへの思い」。
親には感謝できても、きょうだいのことは見下したまま。
「あいつには本当に迷惑をかけられた」
「本当に大嫌い」
「大人になってから何年も連絡してない」
など、セッションでそんな声はよく聞いてきました。

きょうだいへの思いの改善は大きな変化をもたらす

確かに親と違って、きょうだいにはいろんな思いがありましょう。
同じように育つ中で、いろんな感情もあったことでしょう。
しかしクライアントさんをみてきて思うのが、

きょうだいへの思いを改善できると、
親と同じくらいか、
それ以上に大きな変化をもたらすなあと実感しています。
それほど、きょうだいへの思いを改善するのは難しいんですね。
いつまででも、しつこく残ってるの。
きょうだいへの心の変化は、私の事例をお伝えするのが
一番早いと思います。
これまであまり語ることは、ありませんでした。
理由は姉に対するブラックすぎる思いを持っていたから。恥ずかしかったのです。
ですが皆さんの気づきに
きっと貢献するであろう思いで、恥を忍んでお伝えしたいと思います。

子供時代の姉と私

私の実家は
奈良盆地の真ん中に位置する、田舎のお寺。
厳格な祖父、父と母、4歳上の姉と私の5人家族でした。
小さな頃から姉とは、よーくケンカしてました。
寄ると触るとケンカするのに、いつもくっついていたように思います。
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子供の頃から姉は、よく病気をしていました。
入院することも何度かあり、その度に
父も母も姉にかかりっきりになるのが、羨ましかったんですね。
でも羨ましいという思い以上に、腹立たしかったのです。
「何でお姉ちゃんばっかり!」って思っていました。
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その思いは、姉をバカにすることで
誤魔化してきたように思います。

姉のことを心底バカにしていた

姉は体が弱くて、学校も休みがち。
友達がいなくて、いつもクヨクヨして母に泣きついている割には、
ヒステリックになって暴言を吐いている姉を、
私はバカにしていたんですね。
感情の起伏が激しく、いつも誰かに頼っている姉。
自殺するとほのめかしては、周りの大人を慌てさせる。
大人になっても、そんな姉を冷ややかに見ている私。
心底、バカにしてました。
だから姉から「あんたは姉を姉とも思ってない!」と怒られた時
「だったら姉らしくしろよ」と、これまたバカにし切った態度で、
姉になんども言い放ったことを覚えています。

姉の付き合っている彼にまで
「その言い方は幾ら何でも姉に対する言い方やないやろ」
と言われたこともありました。
なのにその時の私は
「ケッ、彼にまでそんなこと言わせて、子供かよ」
と自分を全く省みることなかったんですね。
今思ってもひどい妹でした。
わあー、湯川のブラック過ぎる
姉への醜態だけで、今日は終わってしまいました。
次回は大人になってからの話。
あることがきっかけで、私は自分の非を徹底的に認めます。
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