隠れDV系ダメンズの見分け方

レストランの店員さんや、職場の人など、妻以外の人に対してとても「いい人」なのに、妻には暴力と暴言を浴びせる夫。
こういう隠れDV系のダメンズを見破るのは、とても難しいと思います。
でも、その「外面の良さ」を逆手に取り、見極めるコツがありますので、ここでご紹介しますね。
 

間違いを指摘されたらどうなるか

パートナーができていない点を指摘してみてください。
その事実の部分を告げるだけでいいのです。
「あれ?これ違うよ」とか「ここ、できなかったんだね」という具合に。
ポイントは、“事実だけを言う”ということです。
感情的な言葉を差し込む必要はありません。
 
例えば・・・
 
相手が遅刻してきたら「遅刻したね」と言ってみましょう。
お皿を割ったなら「お皿を割ったね」という事実だけを言ってみる。
その時、相手がどのような反応を返してくるか、よく見てください。
「あ、そうだね、今度気をつけるね」とか、「あー、それ知らないんだよね。勉強しなきゃね」とか、素直な言葉が返ってきたらOKでしょう。
ところが、感情的に激昂したり、無視したり、イライラした態度を見せるようであれば、要注意ですよ。
 
そして今度は、あなたの友人が居る場所で同じようなことをやると、どうなるか試してください。
二人で居る時の態度と、友人たちと居る時の態度の違いにビックリする場合は要注意。
もう、それ以上深く関わらないことをおススメします。
 

DVサイクルがないか

隠れDV男は、あんなに激高したはずなのに、翌日になると素直に謝ったりするんですよね。
しかし、これは“DVサイクル”と呼ばれる立派なDVの症状なのです。
怒鳴る(暴力期)→謝る(ハネムーン期)→印緊迫した状態(緊張期)
これを繰り返すわけなんです。
ですから、おかしいと思った初期の段階で離れることが大切です。
 

ジェンダー思考がないか

ジェンダー思考とは「男とはこうあるべき」「女とはこうあるべき」という思考のことです。
この思考が強い人は要注意!
特徴① 「君のために言ってるんだ」などと説教じみたこと言う。
特徴② 急に黙り込んだり、無視したり、こちらが何かしたのかと不安になるような態度を取る。
こういう人はジェンダー思考が強いタイプかもしれません。
 

DV系ダメンズを引き寄せてしまう原因

では、なぜ、あなたはそんなDV男を引き寄せてしまったのでしょう?
それは、あなたが持っている“願望”に、パートナーがマッチングしているからなのです。
その“願望”とは、「激しく愛されたい!」という強い想い。
例えば「俺についてこい」「俺がお前を守ってやる」と言われたら、どうですか?
激しく愛されていると感じてしまう女性は多いのではないでしょうか。
「大事にされている」「愛されている」「ちやほやされている」お姫様のような気分になりませんか?
 
それが、エスカレートすると・・・
「俺と居る時以外は地味な服を着て」「他の男とメールはしないで」「俺が電話したら、すぐに出て」「死ぬまで君を離さない」「君のことで頭がいっぱいなんだ」
こんな言葉を言われたら、どうでしょうか?
 
こう言われた地点で、ピンと来て距離を置くことができればいいのです。
ここが、あなたの恋愛を左右する分岐点なのです。
愛情を渇望している人や、見捨てられ不安のある方は、ここでピンと気付くことができない。
 
「私はこれほど愛されているんだ」「そこまで思ってくれてる人に応えないのは私が悪い」
そう思い込んでしまうと、いつの間にか相手の支配(DV)に巻き込まれていきます。
愛情を渇望しているからこそ、気が付かないのです。
見捨てられ不安があるからこそ、相手と一体化することで、自分の不安を鎮めようとしてしまいます。
 
DV系ダメンズに引っかかる女性も、DV系ダメンズ本人も、その根っこは全く同じ。
愛されたいという激しい願望が、そういう恋愛関係を作ってしまうのです。
 

恐怖や緊張で束縛する恋愛から卒業

・激しく愛されたいあなた。
・激しく愛されたい相手。
この2人の間に適度な距離など、もはや存在しません。
こうなると、干渉、依存、束縛を「愛情」だと勘違いします。
殺傷沙汰のケンカをするのも、こういうカップルです。
 
「激しく愛されたい」
 
この思いに、良いも悪いもありません。
ただ、この思いを達成するために、恋愛に逃げ込んだり、相手の感情に翻弄されたり、イヤなことをイヤと言えなかったり、自分自身の身を守れずに傷つけてしまうという展開になりがちなのです。
 
恐怖やビクビクした緊張で動くのではなく、Noという自由があり、Noと言われる自由も受け入れている。
安心・安全に日々が過ごせ、楽しさや喜びのある毎日。
そんな幸せで安全な日々をもう一度、自分の手に、自分の人生に取り戻してみませんか?
それが出来るのはパートナーでもなく、親でもなく、あなた自身。
湯川が、あなたの勇気ある一歩に寄り添います。

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