プロのセラピストに必要なのは

先月、セラピスト養成講座の試験を行いました。
セッションを録音したものを聞いて、合否を決定するのですが、
音声を聞くと、セラピスト視点が身についているか否かが、一発でわかります。
養成講座が始まった1年前のみなさんと比べると、
それはもう驚くばかりの成長なのです。
音声を聞きながら、本当にすごいぞみんな!と声を上げるほどなのですよ。いやー、ホント湯川、超ウレシイ!
 
自分がセッションを受ける側から、
今度はセッションをする側に。
そりゃもう成長しないワケがありません!!
 
セッションはセラピストがどれだけ
「被害者意識」から抜け出せているかが肝になります。
 
たとえばクライアントさんが
「見捨てられ不安が強くて、つい彼を責めてしまう」
というテーマを持っていたとします。
幼い頃に、母親に見捨てられたようなことがあったから、
それを彼に投影していた、というセッションだと、全く駄目なのです。
それだと、母親を悪者にして
「つらかったね」「悲しかったね」と癒すだけに終わってしまうのです。
それだと全く根本解決になりません!
そうではなく、そもそも母親に持った
「○○してくれて当然」という要求が強いのです。
子供なんだから当然やってもらってアタリマエじゃないの?
そう思う方、要注意ですよ~。
この思考のまま大人になっている人が、どれだけ多いか!
(って私もそうでしたからね!(爆)
 

受け身の生き方は、怒りや不安に振り回される人生になる

「やってもらって当然!」の受け身的生き方が沁みついていると、
やってもらえないことで怒りを感じるわけですよ。
なので不安の根っこは、「怒り」なのです!
 
子猫のようにブルブル震えていても、
その奥には「強烈な要求と怒り」があるってこと。
そこにまで踏み込むセッションが出来てこそ、本当に根本解決できるわけですね。
 
なので「不安」が強い人は、その心の奥に
「もっとやってよ!」という要求する思いが超強いんだ、ということをまずは知ってください。
 

自立した人は変化を楽しんでいる

さて、、、、

ダメンズ引寄せ症候群・集中治療室」を受けに来る人って、よっぽど自分に問題があって恋愛出来ない人ばかり?

そんなことを言われたことがありました。
実際は全く逆!
ハッキリ言って外見も中身も、かなりレベルの高い女性ばかりが来て下さいます。
そしてそういう方ほど、自分に言い訳せず、最後までキッチリ学び通していかれます。
 
私が今やっている3ヶ月集中コースはスタンダードで26万円。
本気でやろうと思う方でないと、気軽には受けられない金額だと思うのです。
 
それだけの金額を払ってでも、自分の人生を真剣に考え、
自分で人生の舵をきって行こうと腹をくくっている女性なのです。
「もう何でもやります!」そんな覚悟があって、入って来られているんですよ。
もうそれだけで「どんだけカッコいいのよ!」と言いたくなります。
 
これまで散々人の責任にしてきたかもしれない。
そして散々涙も流して来たかもしれない。
でもこれからは被害者意識から卒業して、幸せになっていくんだ!
自分の人生を創造していくんだ!と決意しているわけです。
そういう覚悟のある女性って、スゴいですよ!
めちゃめちゃ魅力的ですよ!
 

自分が成長していく楽しさを体感しましょう

例えば、スポーツジムに通っている人にデブはいません。
みんなシュッとした方ばかりで
「なんでジムが必要なの?」と思う方が多くないでしょうか?
 
高額の経営塾に私が通っていた時も同じです。
「え?なんであなたのようなお方が?」と思われる方が通っておられました。
つまりそういう方ほど、自分を高める努力を怠りませんし、
そうでない方は、やはり周りの責任にして、ずっとそのままなんですよね。
 
もし、恋愛や、結婚、家族関係、職場関係に問題を抱えているなら、
自分を成長させていく以外に方法はないんですよね。
 
相手を責め立てたり、
相手に変わってもらおうとしたり、
自分以外に原因を求めていては、何も変わりませんからね!
 

不安はエネルギーの無駄遣い

そして
「相手はどう思っているんだろう」
「もしかして嫌われたかも」などとエネルギーを無駄遣いしていては、
日常的に疲れてばかりのはず。
エネルギー総量は、みんなそんな変わらないのです。
 
でも不安に使う量が多ければ、人生を創造する方にエネルギーが回っていかないは当然のこと。だから日常的に疲れているんですよ。
 
無駄にエネルギーを「不安」に使ってしまうのではなく、
相手とどんな関係性を築きたいのか?
相手のことをどうしたいと自分は思っているのか?
自分は何が出来るのか?
何を変えていけばいいのか?
そうやって、常に自分を変えていく努力をし続けていく人が、男性でも女性でも魅力的な人なんだと思うのです。
 
こうあらねば、とか、こうすべき、という頑固さではなく、
さらさらと柔軟に対応できる人って、ステキですよねー。
湯川もそんなしなやかな、柳のような生き方を目指していますよ。
 
新たな視点を面白がる、
これ、成長していく人はもれなく持っているように思います。
是非あなたも新たな視点や学びを持って帰って下さいね。
 
 
湯川 央恵

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