周りの環境や誰かのせいにするのをやめる

よく周りの環境や誰かのせいにして、いつも愚痴を言っている人がいます。
一見、その人は被害者のように見えますが、自分も無責任で人任せな態度を、どこかの領域でやっていたということが往々にしてあります。
 
特に、責めている相手の姿に、自分の姿が重なることが多いんですね。
 
相手ほどヒドくはないと思いたいかもしれないけど、
人任せにして責任逃れしている自分は、相手とそう変わらないものなのです。
つまり、いつまでも責任から逃れて、自分は周りがお膳立てしてくれるのを、
アタリマエのように待っている自分だったわけです。
 
「責任は取りたくない!でも自分のやりたいことはやりたい!」
まさにチャイルド的思考なのです。
これでは、不安や怒りが止むことはありません。
それはつまるところ「自立していない」
これに尽きる訳ですね。
 

被害者意識は不自由である

かつての私自身がまさにそうだったのです。
自分で決断をせず、責任も取らず、誰かになんとかしてもらいたい。
それがどれほど不自由な生き方か
散々そうして生きて来た方ならば、よくわかるはずです。
 
でも具体的に何をどうやっていけばいいか、分からないですよね。
そんな生き方は、もういい加減やめませんか?
 

自分で責任をとると決める

被害者意識を手放して、自立するには、一体どうしたらいいのでしょう。
それは「責任をとる生き方を選択すること」です。
責任というとTVでよくやっている
大手企業の不祥事で、お偉いさん方が3人並んで頭下げる、アレね。
「説明責任」ってヤツですよね。
「責任をとる」ということを、あんなふうに考えていたら、そりゃ怖いし、メンドクサイです。
誰が好き好んで人前に晒されて頭を下げないといけないのか。
そう思っただけで
「責任なんてとりたくない!」って思ってしまうのも分かります。
 
でもそんな大きな責任ではなく、もっと些細なことからやっていきましょう。
具体的には
「まずは自分で決める」ということから!
 

湯川は結局「自立する」ことから逃げてた!

湯川はかつて、いろんなことから逃げまくっておりましたが、
今から思えば一番逃げて来たのは「自立する」ってことからだなあと。
改めて思うと、ここから一番逃げていたんですよね。
 
自立ってまさに「自分で決める」、
そして人のせいにせず「自分で自分のケツを拭く」が出来る人のことです。
 
あの頃の私は、夫がお金を出すのは当然とばかり、いろんな理由を作ってはセミナーに出まくっていました。
「習って来たものは会社に還元するんだから会社がお金を出して当然でしょ」と
社長である夫から無理やりオッケーを貰っていました。
最初は「いいよ」と言っていた夫が、段々「ダメ」と言うようになって来たんですね。
そのときの私は
「意地悪をしている」とか「ケチ」とか
「お金の使い方が分かっていない」とか、そんなことを思っていたんですよ!
夫からは
「お前は自分のケツを自分で拭けんヤツや!」とよく言われておりました。
同時は夫のその言葉の意味が、恥ずかしながら全く分かっていなかったんですね(苦笑)
 
今から思うと、本当に家族や会社の為になると思ったら、夫はお金を出していたと思うのです。
事実、必要なものにはちゃんと出す人でしたから。
 
でも「ダメ」と言うってことは、私は、会社に還元出来ていなかったということ。
自分だけの学びにしていただけ。
もっと言えば、私のやっていることはまるで「遊び」だったんですよ。
仕事だったら、成果を出してナンボ、ですから・・・。

 
だから夫は「出さない」と言ったんですよね・・・。
 
あの頃の私に言ってやりたい。
「そうやって美味しいとこ取りだけして、やりたいことだけやっているのは、子供と同じ!仕事だと思うなら結果を出せ!それが大人だ!」ってね。
つまり、
決めるとは「自分のやったことの責任を引き受けることを決める」これです!
 

責任を引き受けると決めて変わったこと

実際、私自身がこの責任を引き受けることを決めていない時って、本当に不自由でしたし、夫にも不満ばかりでした。
いつもイライラしていたし「何で分かってくれない!」と要求ばかりしていました。
 

加点法になる

ところが自分の行動の責任を取る、もっと言えば、「自分の人生の責任をとる」と決意してからは、
夫が何かをやってくれることは、すべて「加点法」になってしまったわけなのです。
だからもう有り難いかぎりなのですよ。
 
それに自分がやると決めてからは、他人に左右されなくなったお陰で、
めちゃめちゃ心が安定してきたんですね。
 

自分にチカラが取り戻せた

さらに「自分にチカラが取り戻せた」感覚もあったんです。
これは大きかったですよ!!
自分で決めないと、他人が決めてしまうわけです。
すると相手次第で自分の状況が変わってしまうってこと。
この状態のときは、とにかく毎日が不安でした。
 
自分で決めず、他人に決めてもらい依存することで、
自分のチカラを相手に明け渡していたんです。


だから自分のことを無力な存在と思い、さらに依存のスパイラルにハマっていたと思います。
なので本当に自由になりたいなら自分の行動の責任を取ると決めること、
それが「自分の人生の責任をとることを決める」ことに繋がりますからね。
 

自分を信じる

そして、大切なのは本当の自信を持つこと。
つまり、自分を信じてあげること。
変えるべきをことを変える勇気と
変えれないものを受け入れる覚悟。
それらを見極める力を持つこと
これが揺るぎない
本当のあなたを作っていく力になります。
 
湯川 央恵

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