新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
 

お正月番組で見た「VR(バーチャルリアリティ)」の世界

昨日、子ども達とTVを見ておりますと、平成になってから30年間のゲームの歴史を振り返る番組をやっていました。
 
その中でデヴィ夫人が、新宿にあるゲームセンター?で、初めてVR(バーチャルリアリティ)を体感する、というコーナーがあったんですね。
 
VRが初めてのデヴィ夫人。VRをつけると360度、仮想風景が見えるわけです。
まるで自分がその場にいるような錯覚をするんですよね。
 
本当は足元の広い、安全なフロアに立っているのに、VRを通すと、超高層ビルから突き出た、板切れ一枚の上に立っている自分を体感します。すると怖くて足がすくみ上がってしまう訳です。
それをVRを通していない一般の人から見ると、とても滑稽に見えるんですよね。

脳が錯覚を起こしている、とは分かっていながら…

何の障害物も無い、広い安全なフロアに立ってるのに「きゃーっ!怖い!」ってなっているデヴィ夫人。
でも本人はマジで取り乱しているのです。
周りがいくら「落ち着いて!大丈夫だから」と言っても、VRからの視覚情報で脳が錯覚を起こし、落ち着く事が出来ない。
そのギャップがあるからこそ笑えるのですが、これ、私達の世界も全く同じことなんですよね。

VRの世界にいる私達

つまり自分が見ている世界が全てだと思うと、それ以外の世界は全く見えない。
 
もっと分かりやすく言うと、例えば周りから「こうやったほうがいいよ」というアドバイスがあったとしても、自分こそが正しいと思うと、それ以外の情報が全く入って来ないんですね。
 
周りの意見は全く耳に入らないし、全く周りが見えてこない。
自分の狭い世界しか見えていないから、アレコレ言う人こそが「悪者」「この人は分かってない!」なんて思ったりするんですね。

未来の自分からのアドバイス

でもこの「アレコレ」こそが、実は「未来の自分からの有り難いアドバイス」だったりすることが、すごーく多いの。
他人からのアドバイスという形ではなくても「最近よくこの言葉を言われるなあ」でも同じです。
 
特に「聞きたくない!」と思うような言葉であったり「耳に痛い言葉」ね。
こういう言葉こそが、ホントはとっても大事なのに、自分が見えていないだけで撥ね付けるのは勿体ないですね。
 

パラレルワールドに居る私達

VRはそれを分かりやすく示してくれています。
VRを付けている人と、そうで無い人のように、まるで次元自体が違うので、単純に自分からは見えていないだけ。
 
山頂からは6合目、5合目はよく見えますが、6合目からは頂上からの風景は全く見えません。
また何度も山頂に行ってる人からすると、この方法では時間がかかり過ぎるとか、もう直ぐ天候が崩れるなどということが、分かる訳です。
山頂から「そっちに行くと危ないよー!こっちから周りなさいー!」と言われるのは、視点が高いし広いから。つまり『次元が違うから分かる』ワケですね。
 
それと同じなのだと思うのです。
だから素直に聞いた方が、絶対いいの。
 

親からのお小言は…

小さい頃親に「お片付けなさい」「最後までやり遂げなさい」「素直に聞きなさい」等々…
こんなことを私はよく言われていました。
 
当時は何てうるさい親なのかと思ったけど、今から思えば、ズバリ自分に必要な事を言ってくれてたなあと思います。
子どもの私からは全く見えていなかっただけ。
 
親からは「このまま行くとこの子はここで躓くだろうな」ということが見えていたんでしょうね(苦笑)自分からは「はあ?」と思うことでも、実は相手からは、よーく見えている事だったりするわけ。

逆の立場から見ると、よーく分かります

こんな風に、アドバイスは時に耳に痛いものもあるでしょう。面白くない意見もあるかもしれません。
そんなときは「受け入れたくない!」と思いがち。
 
でもね、、、、
逆の立場から見ると、とても不思議だと思う事はありませんか?
「言う通りにすればラクになれるのに…」
「何度も言ってあげてるのに…」ってね。
人の事ならわかるのに、いざ自分のことになるとそれを聞き入れないのは、反発したい思いや、自分にとって面白くない内容だからなのでしょう。

証拠があるなしではなく、一旦受け入れる姿勢

人は目で見たものは過大評価し、耳で聞こえるものを過小評価する傾向があります。
つまり「証拠」があれば信じるけど、そうじゃないものは信じない。
 
特に身近な人から言われことは、小さなことやどうでもいいことで、よくわからない意味不明なこととして処理してしまう。
そういうの、ホント勿体ないですね。未来を拓く可能性がとてつもなく狭いし、遅くなるってことですからね。
証拠があるかないかではなく、一旦受け入れてみる、という姿勢は必要だと思うのです。
 
こんなことを言いながら、私もそういう部分はまだありますとも(苦笑)
 
今年は周りの人からの言葉に、私自身、もっと素直に耳を傾けるようにしたいものです。
一緒にやっていきましょう(笑)
 
ということで、今年もどうぞ宜しくお願いいたします!!!
 
さて今日はこの後、義母と海の見えるステキなレストランでランチ。
その後、義母と子ども達と私の4人で母のお墓参りに大阪へ行ってきますー!
 
 
湯川 央恵
 

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