コロナ離婚、コロナDV、コロナ鬱…などなど、
コロナを冠したいろんな言葉が出てきています。
でもね、、、、
パートナーシップについては
コロナのせいでそうなったのではなく
むしろ問題は、ずっと前から潜んでいたはずなのです。
それがコロナで働き方が一気に変わり、夫婦一緒の時間が増えた事で、
目立たずにいた問題が一気に噴出した
ということなのだと私は思っています。
なので今、パートナーシップで問題が出ている方は
遅かれ早かれ、問題として出ていたはずなのですよ。
それがコロナで少し早くなっただけのこと。
むしろ今、そう目立った問題は起きてないけど、
パートナーシップで気になっていることがずっとある、という方。
そんな方ほど、今のうちに問題に着手しておかれると良いですね。
とは言え、人は切羽詰まらないと動ないもので…(笑)
先日体験会を受講された方が、こんなことを仰っていました。
湯川さんのメルマガを読んで2年。
自分なりにいろいろやってきたけど、体験会を受けてやっと湯川さんの言ってる意味がわかった。
私は自分に都合よく解釈して、問題を先延ばしにして
何とかしないといけない状態にまでなってしまった。
親に対して思ったことが、ここまで自分の人生に直接的に影響があるものだとは、全く分からなかった、と。
パートナーシップの問題であろうと
子どもとの問題であろうと
上司部下の問題であろうと、そのルーツはすべて「親との関係性」です。
そして多くの人が、親との問題は
「いろいろあったけど、特に問題ない」と思っているんですね。
そして今、目の前で起きている、
相手との問題を解決しようと躍起になっています。
でも問題はそこじゃないの!
親に持った「依存心」と「幼いものの見方・捉え方」
ここが問題の根っこになるんですね。
ずっと責任から逃げて、
親のせい、夫のせい、周りのせいにしてきたことを
そろそろやめる時期かもしれませんよ。
年齢はいい大人なのに、いまだに心は子供のまま、という
大人子供のなんと多いことか!
私が一貫して伝えているのは
「相手と自分は鏡の存在なのだ」ということ。
夫がひどいモラハラでDVだとしたら
その妻だけが全面的な被害者、ということは無いのです。
夫のDVモラハラを引き起こしている
幼児性や衝動性、攻撃性こそが鏡だ、ということなのです。
ふるまいそのものが鏡、ではないのです!
その言動のエッセンスが鏡なのです!!
今、渦中に居る方は、なかなか納得できないかもしれません。
しかしそれが納得できた方から、
どんどん変化していかれているのも事実なのです。
自分が変わると、相手が変わる。
どこまで行っても「自分と相手は鏡なのだ」ということ。
愛情あふれる夫になってほしいのであれば、
あなた自身が愛情あふれる妻になる、ということ。
勤勉で努力を惜しまない子供になってほしいのであれば、
あなた自身が勤勉で努力を惜しまない母になる、ということです。
でも私たちは、自分はそのままで、相手だけを変えたがります。
テクニックを駆使することで、
一時的にそれが実現できたようにみえることもあるでしょう。
でもそれは「根本的なアプローチではない」ということ。
つまり、一時的な痛み止めで
またいつ何時、元に戻るか分からない不安や恐怖心からは
逃れることはできません。
するとどうなるか?
相手を再びコントロールしようとして、
自分の思い通りに動かそうとしてしまうんですね。
暴言を吐いたり、はたまた逆の弱い被害者になったりね。
なので被害者と加害者は、表裏一体。
役割を変えるだけのことで、今は被害者になっていても、
ある場合では加害者になるということなのです。
こうして役割を入れ替えて何度も同じことを繰り返すのです。
なので自分の世界には、つねに被害者と加害者がいる世界に住んでいる、ということなんですね。
でも、被害者も加害者もいない世界に行きたい!と思う時、
それは今までのチャイルドな自分を変えていく大チャンスです。
どんなパートナーシップを実現していきたいのか?
どんな生き方をしたいのか?
それらを真剣に考えてみるところからスタートですね。