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世の中はホログラム
『「ザ・マネーゲーム」から脱出する方法』という書籍はご存知でしょうか?
有名な本なので、読んだ方も多いでしょう。
私がこの本を読んだのは10数年前。このときは「おおーっ!」と思いましたね。
”この世の中はホログラムである”と言い切っているのですが、「ホログラム」という言い方に、「うまいっ!」と唸ってしまいました。ホントその通りです。
「お金を得ることは大変だ」
「我が家は先祖代々貧乏な家系」
「収入は苦労して得るもの」
などなど皆さんそれぞれに、お金にまつわる、いろんな思い込みがあります。
書籍によると
その信じ込んでいるものが、人生というホログラムに、そのまま映し出されていくってワケ。
ホログラムですから、いくらでも変えることが出来る。
ホログラムは、固定化されたものじゃないからね。
人生も自分が信じた通りになる
これはお金だけの問題じゃないです。
「人生全体」にも言えます。
つまり、信じ込んでいるものが人生に映し出されるという「法則」なんです。
万有引力の法則のように、どんな人であろうと、地球上にいる限り、その法則からは逃れられない。
自分が自分をどう見ているのか?
自分が相手をどう見ているのか?
自分を取り巻く世界を、自分はどう見ているのか?
あなたが信じている、その思いの通りに、
「あなたの人生」というホログラムのドラマが進んでいる。
ドラマティックな愛され方がいい!?
例えば「自分は嫌われ者だ」と思っているなら、やはりその通りの出来事が起こるのです。
そして「やっぱりそうだ」と、その思い込みを、より強化させてしまっているんですね。
でも現実は、そう思っているから、そうなるってこと。めちゃめちゃシンプルなんです。
人生、苦労するほうが価値がある、と思っているなら、
あなたの人生というドラマには数々の苦労や試練があったほうが、価値があがりますね。
彼との間も、順風満帆ではなく、いろんな問題を乗り越えた方が、愛し愛されている感覚があるし、よりドラマティック!!と思っているなら、問題ばかりが起きてくるのも分かりますね。
そうなんです、平凡はいやなんですよ。
ドラマティックな感覚が欲しくて、自ら、問題を引き寄せて生み出してしまうのです。
もう茶番もいいとこですよね!!
お金と自己価値
収入と自己価値は比例する、と何度かお伝えしております。
自己価値が低い方は、年収もそれにともなって低いんですね。
自分自身が商品になるような自営業をされている方は、特に顕著に現れます。
低い価格設定だったり、いつも割引をしてしまったり、正当な報酬を請求できなかったり。
サラリーマンの場合、ほぼ決まった金額が支給されるのでそんな方は関係ないのか?というと、そんなことはないのですねー。
毎月決まったお給料をもらえていても、自己価値に見合った金額まで散在してしまうんですね。そう、手元に残らない。
実はサラリーマン時代の私がまさにそれでした。
私は夫の会社の役員をしていた
ので、役員報酬でそれなりに頂いていたのです。ところが、当時の私は頂いたお金を見事に散在するわけです。
そのときの私は単純に「お金の管理が下手」と思っていましたが、実は問題はそこではなかったのです。
自己価値が低かったのです。
その自己価値に見合った金額にまで、徹底的に散在していました。
自己価値の低い本当の理由
そうなってしまった理由は、ズバリ
私自身、父親と母親の価値をめちゃめちゃ低く見ていたから。
父へ恨み心を持ち、父と母がやってくれていたことを、めちゃめちゃ軽くみていたんですね。
父親が汗水垂らして働いてくれていたことを、当たり前のことだと思い、むしろ経営力のない父を見下していました。
母親がヒステリックにわめいている姿を見て、お嬢様育ちで子供っぽいと、これまた見下していたんですね。
こうやって両親の価値を低く見ていることと、自己価値が低いことと年収が低いことが関係あるとは、あの頃の私は知る由もありませんでした。
「自己価値低いんですよー、どうしたらいいんでしょう?」などと言いながら、親は全くダメな人たちだと、平気で言っておりましたからね。
父親=男性 であり
威圧的なパワーのある男性がとても苦手でした。私はお金もパワーの一種としてみていました。なので私の当時のお金の使い方は、まるで恨みを晴らすような使い方だったんですね。まさに湯水のごとく使ってしまうのです。
例えば、親子関係とお金
親に対して、成仏しきれていない、怒りや恨みなどの思いを持っている方の傾向として
人間関係に問題が出るだけなく、お金の問題も漏れなく抱えています。
父親との関係性に問題がある場合は、仕事面での問題が出やすい。
例えば上司との関係や、ビジネスパートナーからの裏切り。
稼げない、あるいは稼いでも不安がぬぐえない。そんな傾向があるんですね。
一方、母親との関係性に問題がある場合
圧倒的に傾向として多いのが受け取り下手、甘え下手。自己犠牲的になって全部自分で抱えてしまうんですね。また相手の言いなりになりやすく、同僚との問題が出やすい。そんな傾向が出ます。
両親は自分のルーツです。
自分をこの世に産み出してくれた存在そのものなんですね。
だからこそ、そのルーツとの関係性に問題を抱えていると、色んな所に歪みが出てきて当然ですね。
いらない思い込みは、手放しましょう
自分を取り巻く世界は、自分の意識の投影に過ぎないのです。
見ている世界、聞えているものは、自分の意識のフィルターを通過したもの。そのフィルターに、どんな思い込みがあるのか?それによって、あなたの人生は見事に変わっていくのです。
自分が自分のことを、どう思っているのか?
自分を取り巻く世界のことを、どう思っているのか?
こちらで見ていきましょう!