自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
家事を明確に分担すること
娘が来月結婚します。
「生活費は折半だから家事分担は当然だよね」と娘。それを聞いて「ん?」と思ったのです。
折半も家事分担も全然いいし、確かにそうする方が「誰が何をする」が明確なのかもしれません。またそれが「今風」なのかもしれません。
ですがそれだと
「役割なんだから、やるのが当然」となり、そこには「ありがたいなあ」とか「助かるなあ」というような「感謝」が入り込む余地も何も無くなります。
「やって当たり前」になるからね。
むしろやってもらえなかった時に「何でやらないの!」と相手を責めたくなってしまうでしょう。それは、決して幸せな結婚生活とは言えないんじゃないかなって思うのです。
女性が背負う妊娠出産のリスク
そういうと「妊娠、出産はどうしたって女性しか出来ないのだから、女だけが割に合わない」と思う人もいるかもしれません。
確かに妊娠出産は女性しかできないから、そういう意味で言えば女性の負担であることは事実。
男性はそういうのがなくて、育児もまだまだ母親が主流になっています。
そしたら家事分担しても「女は損だ!」と思うのかもしれません。
お互い自分ができないことをやってくれている
でもね、、、、
女性は最悪「仕事を辞めることができる」という選択肢が男性よりは、多少はあると思うのですよ。もちろん人にもよるとは思いますが。
でも男性はその選択肢は、ほぼ無いに等しいです。(あ、仕事の続かないダメンズは例外です)
どんなことがあっても辞められない、というのと、
最悪辞めることもできる、と思えることの違いって、もう心の負担が全く違うと思うんですよ。
それが妊娠出産は女性しかできない、という部分と同じかもしれないなあって。
なのでお互い自分ができないことを、相手がやってくれているんだ、と思うと、どっちが損でどっちが得、というのはちょっと違うんじゃないかと思うわけです。
だから見えている部分だけで判断するのではなく、見えていない部分や自分が気づいていない部分もあるかもしれない、という余白部分を残しておくことは大切です。
バリバリ働く女性なら、家事をアウトソーシングして負担を減らして日々ご機嫌で過ごす、という選択肢も持っていいと思いますしね。
つまりこうすべき、という硬直化した考え方ではなくて、これからの人生を夫婦で柔軟に考えてやっていけばいい。
今日は湯川の思うことを、つらつら書いてみました。
ではまたね!!