今日で私が離婚してからちょうど10年になります。
パートナーシップ心理学
メルマガ月曜日担当 大城悦子です。
いやー時の流れは速いですね。
この離婚でシングルマザーになったことから
当時4歳の息子をこのままの私が育てていては
この子の将来はどうなるだろうと怖くなり
私は湯川先生のプログラムを受ける決心をしました。
あの時、自分で怖くなった私って今振り返ると、どんな私だったのか？
そんなことを今日はお話したいと思います。
35歳で結婚、36歳で出産し、41歳で離婚したんですが
約6年の結婚生活の中で、元夫が働いていたのは、のべで1年ちょっと
ほぼ無職の状態でした。
え？なんで働かないの？
なんでそんな旦那とすぐ離婚しなかったの？
と思われたかもしれません。
私も周りにそんな人がいたら、そう思います。
そもそも夫も結婚するまでは普通にちゃんと働いていたんですよ！
ただ結婚したことを機に収入アップのためにと転職をしたんです。
でもその職場に馴染めず、毎日憂鬱そうにグチばかり言うようになりました。
その姿に耐えられなくなった私は、夫の背中にそっと声をかけました。
「無理しなくていいよ」と。
そこからですよ！
夫は本当に一切無理しなくなりました(笑)
仕事をさっさと辞め、寝たいだけ寝て、陽の高いうちからビールをプシュ。
１００％ストレスフリーな生活を送るようになりました。
まあ最初のうちは
「リフレッシュも必要ね」と温かく見守っていたんですが
それが3ヶ月、半年と続くと、いいかげん私も我慢の限界に来て
「なんで働かないのよ！私ばっかり苦労させて
自分は楽してどういうつもりなのよ！！」と訴えました。
そしたら夫は
「俺だってしんどいんや！
お前に俺のしんどさはわからん！！」
毎日家にいてぐうたらしているあなたの、どこがしんどいのか？
そんなあなたはどんな気持ちなのか？
確かに私にはわかりませんでした。
そしてそれから私は何も言えなくなってしまったんです。
怒れば、反発される。
優しくすればつけあがる。
もうどうしていいか、わからなくなってしまいました。
その姿は引きこもりの子どもに、どうしていいかわからない親のようでした。
でも今振り返ると、夫の気持ちがわからないから
何も言えなくなってしまったのではなかったのだと思います。
わからないのではなく
わかりすぎるほどわかるから
何も言えなくなってしまったんです。
私こそが「無理しなくていいよ」
そう言われて、守られて、養われて
毎日ぐーたらしていたかったのです。
本当は私が夫になりたかったのだと思います。
だから何年も夫にはっきり言えず、離婚という決断もできなかった。
それほど依存心がいっぱいだったのです。
もちろん自分では自覚がありませんでした。
自覚どころか自分は正反対の人間だ、くらいに思っていました（笑）
そうやって自分の本当の姿を抹殺しようというパワーが強いから
それがキレイにくっきりと夫に映ってしまったというワケですね。
当時は、依存心のカタマリだとまではわからず
ただ漠然とこのままではヤバイと感じて湯川先生の門をたたいた私ですが
あの時、その依存心を自覚することもなくそのまま時が流れていたら
私の依存心は息子に投影されていたかもしれません。
このままではどうなるだろう？
10年前に感じた漠然とした恐怖。
その正体が理解できた今
あの時に感じたことを放置しなくてよかったと心底思います。
放置した依存心やチャイルド思考は
擦り傷のように自然治癒することは、ほぼありません。
虫歯のようにただ悪化するのみです。
だとしたら、一日も早く改善するための行動を取ることが
一番いい方法なのだと思います。
どんな人も10年前に戻ることはできません。
でも今日、何かを始めれば
10年後はまったく違うものにすることができます。
そう10年前の私にも言ってあげたいと思います。
%LAST_NAME%さんもそんな未来を創ってみませんか？
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今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
大城悦子
