便利な道具のように扱うパートナー

 

愛し愛される人と一緒になりたい

 
このフレーズをよく耳にします。
恋愛映画のように見つめあい、惹かれあい、相手と一体になる。そんな高揚感のある恋愛…素敵ですよね。
 
ところが、こんな恋愛を望む人に詳しくお話を聴かせてもらうと、危うい思考を持っていることがわかります。
「結婚こそがすべて」「結婚できれば、ようやく一人前」
自分に欠けている要素を埋めるための「結婚」と考えてしまっているのではないでしょうか。
さらに掘り下げていくと・・・
 
・経済的自立を果たしていない自分だから
・経済部分を心配しないような相手と結婚する
 
こんな風に思っている人も少なくありません。
このようにパートナーを経済基盤を安定させてくれる「収入源」として見ている人は、相手からも同じように「道具」として見られてしまいます。
例えば、自分の身の回りの世話をしてくれる「母親役」であったり、性的な要求をすべて受け入れてくれる「風俗嬢役」という具合に。
自分の中の足りない部分を埋める「道具」として相手を利用しているから、同じような考えを持つ人が引寄せられるのです。
 
パートナーに依存して自分の足りない部分を埋めるのではなく、
その前に、自分が一人の自立した大人になることが先!

 
この順序を間違えてはいけません。
自分の足りない部分を埋められるのは、自分しかいません。
自分に自信がなくて、高スペックな相手を捕えることで、自分の低い自信を埋めるのは、もう卒業しましょう。
寂しさを埋めるために、都合よく遊んでくれるパートナーを探す必要もありません。
自己価値を埋めるために、必死になって相手に尽くしすぎる必要もありません。
そんなことをしても、その相手が居なくなってしまったら、また元の”足りない自分”に戻るだけなのです。
そして捨てられないようにと、必死になって相手の気を引いたり、また次の埋めてくれる人を探すはめになります。
 

相乗効果で高め合えるパートナー

 

でもやっぱり結婚って、お互いの足りないところを補うあうことなんじゃないの?

これは、読者の方から実際に寄せられた、率直な質問です。
きっと、多くの方が同じように思っておられることでしょう。
 
 
”足りないところを補いあう”というのは、本来、それぞれが持つ能力や資質、経験を意味します。
 
その場合は相乗効果がありますよね。
二人の間のパートナーシップがさらに高まっていくスタイル。
 
具体例を挙げると・・・
・子育てが上手なイクメン(夫)とバリバリ稼いでくる妻。
・新しいアイデアをどんどん形にしていく彼女と、 細かなサポート能力が得意な彼。
・売り上げをどんどん伸ばして行くスタッフと、それらを管理して行くスタッフ。
 
このように、それぞれが持つ才能や能力でお互いを補い合うことは、健全です。
 
一人の自立した大人同士だからこそ、得意分野を持ち寄ることによって、相乗効果が期待できる

 

でも、これが自律できていない未熟な大人同士では、成立しません。
パートナーに、未熟な部分を背負わせてしまうのです。
 
 
・自信の無さを埋めるために高スペックな相手を選ぶ
・経済的に自立してないからと経済力のある相手を選ぶ
・親の関心を得られなかった過去を埋めるために、母親役の妻を選ぶ
 
 
こんな風に、パートナーを利用して自分の足りない部分を埋めることと、お互いの得意分野を持ち寄り補い合うことは違うということがお分かりいただけるでしょうか。

 

まとめ

し愛される人と一緒になりたい
そんな映画のような恋愛結婚に憧れを抱いたら、ひと呼吸おいて、自立できているかどうか自問自答してみましょう。
自立していない未熟な大人同士が、相手を利用して足りない部分を埋めるような関係では、相手次第で幸せが左右されてしまいます。
そんなことは、いつまでも続けられるものではありません。根本解決が必要です。
あなたのの低い自尊心を少しづつ回復させていく行動をとりましょう。

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