セックスレスのご相談

さて
「最近セックスレスで・・・」という相談を受けました。
妻側はやる気満々なのに、ご主人にその気がない…。
何度も断られているうちに、言うのもイヤになったと。
 
家で妻がジャージやスッピンでゴロゴロしていたり、不機嫌オーラでいつも文句ばかりなら妻への愛も冷めもするでしょうが、相談者さんは超べっぴんさん!
「何でこんなキレイでステキな奥様がいるのに?」と理解に苦しみます…。
 

原因はどこに?

でもね、そんな時はシンプルに考えてみることです。
 
「夫が抱きたくなる妻なのか!?」
直球すぎましたかね(苦笑)
 
実はこの方の場合、自分が結婚生活の中で幸せを感じられないことを、夫のせいにしていたんですね。
つまり自分の幸せを、夫一人に背負わせて、自分は悲劇のヒロインになっていたってこと!
もしセックスレスの方がおられたら、ちょっと自分の胸に手を当てて考えてみて下さい。
 
自分が今こんな状態なのは、夫のせいだとどこか思っていませんか?
「私は別に夫一人のせいになんてしていません!」
という方でも
「夫がもっと○○してくれたら」
という思いがある時は、根底に「私は悪くない」がシッカリあるってこと。
 
つまり、言葉では美しく美化していますが、自分の幸せを全面的に夫に押し付け、自分は悲劇のヒロインになっているってことなのです。
 
自分では「私は弱い存在」と思っているかもしれませんが、その姿は弱々しいというより、どちらかと言うと
「アタシを幸せにしなさいよっ!」
と攻撃しているのと同じくらいの破壊力があるんですよね。
 
たとえ言葉に出さずとも、です!
 
 

なぜ、相手に伝わるのか?

弱々しいと思っているのは本人だけで、相手にはその無言の攻撃はしっかり伝わっているわけです。
といいながら・・・・
いやー、実はかつての私がまさにそれでした(苦笑)
 
言葉にこそ出しはしませんでしたが、心の中で「あなたさえちゃんとしてくれていたら!」と夫のことをそりゃあもう心の中で責めまくっていましたよ。
 
それでいて「私は弱いの」なんてマジで思っていましたから…💦
 
夫のことをDVだモラハラだと言っていた私こそが、夫を心の中で攻撃しまくっている
DVモラハラモンスター妻だったわけです。
 
ホント被害者意識があると、世の中で起こることが真逆にみえてしまうんですね。
 
自分のことを被害者だと思っていたのが、実はバリバリの加害者で、
加害者だと思っていた夫こそが、愛の塊だったんだと分かった時の驚愕といったらもう〜!
 
子どもっぽいチャイルド満載の自分の時は、男の人の大きな愛が全く見えない、聞こえない。
自分が認識できる愛の大きさは極めて小さいゆえ、男の人の愛は大き過ぎて認識出来ないんですね〜。
 
自分の都合の良い愛され方だと分かるんだけど、そうじゃないとわからなかっただけなんですよ。
それが分かると本当に沢山の愛に気づけるようになるし、いたずらに不安になることも無いんですよ。
 
幼い頃の傷を癒す、というよりも、愛の勘違いを修正していったほうがいいですね。
するとこれまで自分が如何に周りに愛されていたのかに、ようやく気づくことができますからね。
 
自分の思う愛が偏っていると、周りに溢れんばかりの愛があることに、全く気づけないままですから。
 
 
 
湯川 央恵
 

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