湯川です。
子供の頃、親がケンカしている所をよく見ていました。

だいたいお金のことで、ケンカをしていたと記憶しているのですが
実は内容は、あまりわかっていませんでした。

むしろ、ピリピリした雰囲気が嫌で、
子供の私はおちゃらけた事を言っては、その場を和ませようとしていました。


自分は家族のムードメーカーだ!
自分が居なければ、この家はバラバラになる!

自分のことを「扇の要(かなめ)」だと思っていたんです。

いやー、自分を扇の要くらいに思っていたって、
どれだけ自分を重要人物だと思っていたのか!(笑)
どんだけ自分のことを、美化しちゃってたんだろうって笑

自分の周りにいざこざやケンカが多い理由

親がケンカしている所をよく見ていた、ということはどういうことか?
今ならそのカラクリが、よーくわかります。

ケンカって、お互いのことを非難しているわけですよね。

うちの親の場合は、お互い
こうしてくれない、ああしてくれない、相手が悪い!と言い合っていました。

相手は鏡だとしたら、まさにコレなんですよ。

つまり私、湯川こそが相手に求めてばかりで、
自分の非を認めず、相手が悪いという
「責める思い」と「依存心」や「過度な期待」がとっても多かった、ということなんですね。

そう、親がどうこうではなく「自分が源」なのですよ。
自分の周りは、見事に自分の内面が映し出されただけ、なのです。

周りに不仲やケンカを現実化させるメリット

親の不仲のせいにしていると、自分がとてもいい子のように思えます。
おちゃらけたことを言って、和ませようだなんて、なんだか健気な感じじゃないですか。

つまり、、、
自分の境遇を、親の不仲のせいにしていると、
自分が努力しなくても簡単に「いい人」になれると言うことです。
コレ、めっちゃいいでしょ?楽でしょ?(笑)

相手を下げることで、自動的に自分が上がったような気になれるんですよ。
あくまで「気」だけで、実際は何一つ上がってないんですけどね。
それどころか、人を下げると言うことは、
鏡ですので自分も本当は下がっている、ってことなんですけどね(笑)

自分の本音を探る

親のせいだ!と言うと、自分の非を見ることもしなくて済むし
なんだか、まあるく収まる感じじゃないですか。「仕方ないね」「そりゃどうしようもないね」と言われそうじゃないですか。

でも本当は、
不平不満、文句を言いたい自分がめちゃめちゃいてたのですよ。

それが「夫婦ケンカ」として
現れていただけなんだなあって、今はシンプルに思います。

内側にあるものが外側に現れ、現実は嘘をつかない

いやいや湯川さん、それは親が悪いからで、子供にはなんの非もないんじゃないの?

そう思う方も、多いかもしれませんね。

先ほども言いましたように、自分の内面が、外側に現れます。
と言うことは、外側にケンカが多いなら、
自分の心の中に葛藤や依存、過度な期待が渦巻いているってこと。

逆に外側に
思いやりに溢れていて努力家な人が多いのであれば、
自分の心の中が思いやりに溢れていて、努力家なんだと言うこと。

内面が全部外側に出ます。
だからどれほど自分を取り繕ったとしても、自分を取り巻く現実(外側)は嘘をつきません

事実、自分の中の葛藤や人を責める思いがクリアになるにつれ
親からの愛に気づき
さらに、親がケンカばかりしていた、という記憶よりも
大切に思い合っていたんだなあと言う記憶の方が、思い出されるというのはセッションをしていて
多くの方が実感されている部分でもあります。

記憶なんて本人が「どう思いたいか?」という意図に応じて、全く変わってきますからね。
つまり記憶ってかなりいい加減なんだ、ということです。

親は反面教師だったと言いたい人

そして親子ということは、
似ているエッセンスを持っているということなんです。

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親の嫌な部分
自分にもそういうところ、ありませんか?
似たような部分が、きっとあるはずなのですよ。

反面教師にしてきた!という方だって、油断すると「親のようになってしまう」という思いがあったはずです。
今あなたが、そうなっていないなら、その姿を身を以て示してくれたのかもしれません。

それを見ていなかったら
あなたがそうなっていたかもしれないってことですよ。

親の「ここが許せない」という点は、実はあなたが変わることで
全く逆の視点で見ることもできるようになるのです。
まあ、それはこれからのお楽しみですね。

まとめ

親のせいで!
と言いたいことがあるかもしれませんが
親のせいにしても、人生何も変わりません。
それに人の責任にしている間は、自分の人生の舵が取れません。

自分が変わることで、
自分の人生を変えていく方が、誰かを責める人生よりも、ずっと合理的だと思いませんか?

あなたの周りには、どんな現実がありますか?
それはあなたが欲しい現実ですか?
あるいはそうではない現実ですか?

あなたが望まない現実なのであれば、それは
自分が変わることで、現実を変えていくことができるんですよ!!

 

湯川央恵

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