昨日の「ハイブランドの値札を見てイライラしていませんか?」は読まれましたか?
まだの方は下記からどうぞ
記事にお二人から感想をいただきました。紹介します。
湯川先生いつもメルマガありがとうございます。
まるでAさんは私です。
「しまむら」で安くて高見えするものを選ぶのが得意な私は、ブランド物を持っている人を見るだけで内心「反吐が出る」と思っていました。でも親のかけてくれた手間や工夫、努力を全くカウントしていなかったという部分を読んで、のけぞりました。
私、ずっと母親に対して反発してきたから。そういうことだったのかと、しばらく口が開いたままでした。
仕事をしている人は、誰もがそこに見えない付加価値をつけて提供していると思います。
でも親の付加価値を認めていないと、自分も気づいてもらえない。自分のことのように響きました。
お二方、感想をありがとうございました!
「欲がない」その本音は?
そもそもAさんは「大きな欲がない」ということが、セッションテーマでした。
実はAさん、セッションの最初にこんなことを仰っていたんですねー。
このまま賃貸でいいのか?
この先のことを考えると、ずっと賃貸だと大変になるんじゃないか?
そう思っているのに「なんとかなる」と人任せなところがあるんですよ
「欲がない」ようなのですが、その本音は、、、、、
「努力したくない」のです。
だから「なんとかなる」と、人任せな態度になっていた訳ですね。
損しない、努力したくない、この両方を叶える妙案とは?
そしてAさんがセッション中、何度も口にされていた言葉が「絶対、損したくない」
これ、損したくないのであれば、一番いい方法は「チャレンジしないこと」なんです。
チャレンジすると、うまくいくかもしれないけど損することだってあるかもしれない。
(ホントは損じゃなくて「上手くいかなかったという経験」だけのコトなんですけどね)
大きな欲を持ったら、当然、努力しないといけないわけですよ。
でも損は絶対したくないし、努力もしたくない!!
だったらどうしたらイイ?
そう!!そしたら「欲を持たない」のが一番良い、ということになりますね!
損もしないし、努力もしなくて済む!まさに夢の選択肢な訳ですよ!!!
あまりにも大きすぎるデメリットーでも選ぶのは本人
「欲を持たない」その生き方を選択するもの一つです。
ただ、自分が仕事で手間や工夫、努力をしても、それが認められなくなる、というデメリットもあります。
ということは、安い値付けしかできなくなるので、豊かさとは縁遠くなります。
それにチャレンジもしない、努力もしないので、現状維持もできなくなります。
本当はリスクに対して動かない、というのが最大の損、なんですよ。
災害で逃げ遅れた人に起こっている「現状維持バイアス」と同じです。
損したくない、と思うがために、もっとも大きな損をしている、ということなんですね。
具体的アクションプラン
なのでAさんは
①思い込みを変え
②その上でで親への謝罪
③出し惜しみせず仕事や家事で全力を出す
②は、これまでどれだけ親がやってくれたことに対して「当たり前」と思ってきたか。
それに対して、しっかり心の中でいいので謝罪するということ。
③は、損しないように出し惜しみするんじゃなくて、自分の出来ることを120%の力を出し切ってやること。
そんなところが、Aさんのやるべきことになりますね。
まとめ
親への勘違いが、大人になった時にこんな風に影響するのです。知らないってほんと怖いですよ。
ちゃんと分かって、間違いは正す。間違ったことをしたら素直に「ごめんなさい」と謝る、ですよ。
そして軌道修正して、自分の欲しい未来を取りに行けばいい。私はそう思っていますよ。
湯川央恵