オススメの絵本
こんにちは、
本日のブログ担当の本田康子です。
昨日は息子の幼稚園の親子お別れ会に行ってきました。
途中入園だったけど
他の子たちが
運動会でやったことも
発表会でやったことも
一生懸命やってみせてくれました。
きっと毎日わからないことばっかりで、
覚えることもたくさんあったんだろうなぁ。
そう思ったら、
昼食で配られたサンドイッチのほとんどを
息子に取られたけど、ヨシとしよう!(笑)
さて、以前息子の話をした時に
友達からオススメしてもらった絵本を
図書館で見つけて、ようやく読むことができました。
おこだでませんように
いつもおこられてばかりの男の子が、
七夕の短冊に、覚えたてのひらがなで、
心を込めて書いたお願いごと。
男の子には妹がいて
お母さんが仕事でいない間、
妹のために折り紙を折ってあげるのですが
「ぐちゃぐちゃやからいやや!」と妹はすぐ泣きます。
なんなら泣き止んでたくせに、
お母さんが帰ってきたら泣いたりします。(笑)
そして帰ってきたお母さんに妹を泣かすなとおこられます。
プラス「宿題もしてないの!」とも。
妹がわがままだったからとか、
遊んであげてたからできなかったとか。
理由はあるけど、
言ってももっとおこるに決まってるからと
黙って横を向いたままおこられます。
目にはいっぱい涙をためて。
絵本って、ほんとよくできていて
絵を見るだけで
男の子の気持ちが伝わってくるんです。
どれもこれも、
ちゃんとした理由があるんですよ。
でも、先生やお母さんである大人には、
それがわかりません。
だって全部を見れているわけじゃないし、
話してくれないから、わからない。
だけどこの絵本では、
短冊に書いたひとことで
周りの大人は気がついたんですね。
そして、男の子のお願いごとは叶えられます。
チャイルドが横を向いているのかも
子どもって、
どうしたらほめてもらえるか
どうしたら笑ってもらえるか
そんなことばっかり考えてるし、
逆に言うと
なんでおこられてばっりなんやろ
ぼくは悪い子なんやろか
そんな風になりやすいんだと思います。
私たちの中にも、
インナーチャイルドがいますね。
何かわからないけど動けないとか、
何かわからないけど苦しいとかって言う時は、
もしかしたらチャイルドが
横を向いてしまっているのかもしれないなと思ったんです。
《言語化しましょう》
何度も何度も出てくる言葉だけど、
大人の自分が頭ごなしに「ダメでしょ!」ってチャイルドに言ってたら、
どうせって理由を話せなくなる。
理由を話しても
「言い訳でしょ!」って
チャイルドに言ってばっかりだったら
ほんとしんどくなります。
少し時間はかかるかもしれないけど、
何か理由があるかもしれないと思って根気よく聞けば、
もしかしたら大人の自分では思い浮かばないような
チャイルドの声が聞こえてくるかもしれません。
我が家では、
図書館でこの本を借りてきてから
毎晩なぜか読まされます。
感想を聞いても、
「おもしろかったー」って言うだけなんですけどね。(笑)
関西弁で書かれている絵本なので、
私の読み聞かせが上手いからかな〜
でも、こちらの涙腺がやられちゃうことがあるので、ご注意ください。(笑)
自分のインナーチャイルドと
うまく付き合いたい方にもオススメの絵本です!
では、今日も読んでいただきありがとうございました。
本田 康子