湯川です。
和歌山の自宅からブログを書いています。
私の部屋からは、うぐいすの声と波の音がよく聞こえて来ます。
「あー、帰って来たなぁ」と感じるひとときです。

「期限」が無いと動けない

一昨日、母のお墓参りに行った後、母の住まいのほど近くでやっていた「藤まつり」を見て来ました。

藤って本当に香り豊かで、しとやかで日本らしい花ですよね。
亡き母が毎年この時期に「一緒に行こう」と誘ってくれていたのに、その度に「忙しい」と言って一緒に行けなかった事を思い出しました。
藤トンネルを見上げながら、この天国的な美しい景観を、母は私にも見せたかったのだなーと思うと、心の中にじんわり母の温かい愛を感じる湯川なのでした。
私達は「いつだって行ける」と思うと、なかなか行動しないもの。
それは「期限」の無いものにはなかなか動けない、ということを示しているのかもしれません。

期限とは「迷いを断ち切る」機会である

先日読んだ雑誌「致知」に、建築家の隈研吾さんと日本ハムの栗山監督の対談がありました。
そこで「期限」と「迷い」について、このように書かれていました。

迷う要素はたくさんあるから、
放っておくと永遠に迷い続ける。
ただ、野球も建築も
「いつまでに」という期限がある。
人間に、この「期限」があるのは、
とても幸せなことだと思う。
制限時間の中で
結果を出さなくてはいけない以上、
どこかで迷いを断ち切る必要がある。
ここが建築家とアーティストとの
大きな違いで、
「限界の中で最善を尽くす」という点では
建築はスポーツに似ている。

「期限がある」というのは苦しみになる反面、それがあるからこそ「集中できる」ということでもあるのだと思いました。
むしろ期限があるからこそ、アレもコレもになるところをバッサリと「迷いを断ち切る」機会になるのでしょう。
迷いを断ち切れないのは、アーティストのように時間をかけたほうが、より良いものが仕上がるのではないかと、むしろ「迷うことを肯定しているから」なのかもしれません。
もちろん私達はより成長し、よりよい未来を目指している存在ではありますが、同時に時間的には有限の存在でもあります。
与えられた時間の中で成果を出す、という「迷いを断ち切る努力」も必要なのでしょうね。
それができないとどうなるか?
そう、時間ギリギリまで迷い続けて、タイムアウト!
そんな理由で仕方なく決断することになります。
でもそれは決断ではなく「それしか方法がなかった」という、ただの時間切れですからね。
時間切れと自らの意志をもって選択した結果とは、生き方の姿勢自体、大きな違いがあるように思うのです。
 
湯川央恵
 
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