水族館から学んだこと
ダメンズ引寄せ症候群・集中治療室の湯川央恵です。
1、池袋サンシャイン水族館
2、すみだ水族館
3、東京タワー水族館
4、品川アクアパーク
5、しながわ水族館
何の羅列かと思われましたでしょうか?
9月11日から14日の4日間で行った水族館です。
「さかなクンか!」と突っ込まれてもやむなし(笑)
実は、夫がこの間、東京に来ておりまして、夫のリクエストで水族館を中心として都内のあちこちを見て回りました。
その中でも品川アクアパークは最高でした!
品川駅真ん前の品川プリンスホテル内にあるので、アクセスも申し分無し!
ただし入場料 大人2200円は、水族館にしては高めですね。
入場料を買う隣で、関西弁バリバリのおばさまが「何時に来たら安なるん?」と聞いていましたが
受付の女性はにっこり「何時に御越し頂いてもこのお値段です」と。
観念して2200円払いましょうね〜(笑)
でもちゃんと自分の思いを言語化しているところは、素晴らしいと思いましたよ〜。
言葉に出すことで「何時に来てもこの値段なんだ」と状況が分かりますが、
言葉にしないと
「どっかに抜け穴あんじゃね?」とか
「ホントは安くなる方法があるんじゃないの?」と思って、悶々と不満と妄想だけが溜まりますからねー!
ちなみに年パスが4400円なので、それを買うと3回目からは元が取れます(笑)
で、この品川アクアパーク、花火と音楽と水族館をうまくコラボさせて、今までにない水族館でした。
花火も音楽も既にあるもの。
それを水族館とコラボさせるという発想に、唸りました!
新たなものを産み出したというよりも、今まであるものを組み合わせることで、目新しさが出るんですよね!
なぜ水族館に花火と音楽を合わせようと思ったのか?
ここが大事だと思うのです。
今までの水族館は、生き物を見せる、
それが「アタリマエ」だったのです。
だから、どこか「見せてやる」みたいな上から目線の見せ方だったかもしれない。
でも、それがこれまでアタリマエだったから、
誰もそのことに異を唱える人は居なかったわけですよね。
アタリマエに対してホント?と言うことは、勇気のいること。
でもそれをやるからこそ、他とは一線を画す程の「違い」が出るのだと、今回多いに学びとなりました。
このブログでもいつも言っている
「アタリマエは認識しない」
だからこそ、その部分を指摘してくれる人や出来事って、すごーく有り難いことなのです。
だって自分ではアタリマエ過ぎて、全く気づいていないことだからね。
でもホントはそこにこそ「お宝」が眠っているんですよね。
私のセッションでもクライアントさんが「アタリマエ」だと思っていることにフォーカスすると、
そこから突破口が見えてくることがほとんどです。
ただ本人はそれをスッポリ受け入れてしまっているので、なかなか気づけない。
これは私自身も同じなのです。
だからいろんな所を見たり、体験することで、自分の中にある「アタリマエ」に気づくキッカケになったりするわけですね。
セラピスト業界のアタリマエ
今回は、自分の今の仕事において
「アタリマエ」と思っていることは無いか?
この業界において
「当然」だと思われて来たことは何か?
それを考えた時に、こんな「アタリマエ」や「当然」になっている前提を掘り出しました。
・セラピーやカウンセリングは「傷を癒す」ことにフォーカスしていないか?
・保険が効かないのは仕方ないことなのか?
・どこかで「問題解決してやってる」と上から目線になっていないか?
・傾聴が大事っていうけど、本当にそうなのか?
・そもそも「傾聴」の定義はなに?
・それはクライアントを救うもの?それとも自立させるもの?
などなど…。
この業界に対して感じてきた「違和感」や
「アタリマエ」の概念について棚卸ししている最中の、この水族館巡り。
大いにインスパイアされました!
夫よ、本当にありがとうね!
今日のブログの感想を是非お聞かせ下さい。
特にカウンセリングやセラピー業界について
・こんな所が不満
・こんな所に憤りを感じる
・「ここはユーザー目線になってないから変えていったほうがいいよな」と感じること
ご自身がセラピスト・カウンセラーとして
普段、業界に対して感じていることや
ご自身がセラピスト・カウンセラーでなくて
セラピストカウンセラーに対して感じた不満などもあれば是非コメント欄でお聞かせ下さい!
湯川 央恵