言葉の解釈について
いろんな方のセッションをしていると、言葉の解釈って、人それぞれ違うもんだなあと思います。
解釈次第で、被害者意識満開の自爆コースになったり、
逆に自分の人生を創造していくエネルギッシュな方向になったり。
ホント「どんな解釈を持つか」
これ、想像以上に大事なことだと思います。
例えばこんな解釈の事例があります。
「助ける」とは?
ある方が
「私は親に助けて欲しい時に助けてもらえませんでした」と。
その方の「助ける」ってどんな意味なのかと思い、詳細を聞くと「全部やってもらうことが助けること」になっていたんですね!
これを読んで「当然じゃね?」と思った方、マズいです(笑)
つまり「丸投げ」が「助ける」になっているってこと!
丸投げを受け止めてもらえないことで「助けてもらえなかった」と思っていたって訳なんですね。
なので言葉の解釈をキチンと聞くこと。
相手の思う言葉の意味が分かると「いや、それ丸投げしているだけで、助けるじゃないでしょう!」と伝えることもできますね。
依存から自立に向かった印
それをお伝えすると大笑い!
「アタシったら、こんなこと思っていたんですねー。」と。
そう、勘違いに心底気づけると、こうして大爆笑になるんですね〜。
この「笑い」はある意味、依存から自立に向かった明確な印でもあります。
依存にどっぷり浸かっているときって笑えず、怒ります(笑)
自分のやるべきことを、人に負わせるな!
子どもの頃、宿題するのは子ども自身のやるべきことです。
それを「親が助けてくれないから出来ない!」と怒っている子供と変わらないということなんですね。
そういう子供が居て、親のせいにしてたら「違うでしょ〜」と思うでしょ(笑)
実はこの方、そもそものお悩みが「彼が私に丸投げで頼って来るのが困る」という相談だったのです(笑)ホント鏡ですからね〜。
でも自分では、そんなことやってない!となかなか気づけないのです。
それくらい幼い頃から、親に助けを求めた時、全部やってもらうことが「アタリマエ」と思っていたってことなんですね〜。
幼い頃はそれでも良かったのかもしれない。
でも大人になった今も、無意識に子供の頃と同じような解釈を持って、苦しんで居る方が、ホント多いのよ〜。
なのでウマく行かないときは、言葉の解釈を確認してみるといいですね。
湯川 央恵